今日はJF7RJM局がPOTAの新潟ツアーを挙行されました。自宅にいる時はハントさせていただくつもりでした。ただ、お昼に歯医者に行く時だけはあきらめるつもりでした。

ところが、たまたま同じタイミングで興味深い話を聞きました。某局が出先から自宅のPCを操作してFT8に応答しているとのこと。これは楽しそうだと早速マネさせていただきました。

PCとAndroidのスマホにそれぞれ、Chromeリモートデスクトップをインストール。設定は2つで5分ほど。簡単なPINコードだけでリモートのネットワークからルータ越えの自宅ローカルIP網にアクセスできます。仕組みがどうなっているのかはわかりません。ただ、便利な世の中になったことだけは確かです(笑)。

歯医者に到着し、スマホでリモートデスクトプをオン。PINを入れると自宅PCの画面が良く見えました。残念ながら交信成立には至りませんでしたが、小さなスマホでも慣れればタイミング良くFT8を操作できることは実感できました。

ローカル局には歩荷が好きな山屋さんがいます。この仕組みをうまく使えば自分の無線機一式を担いで山の上に行ってもらうことができる気がしてきました。こちらは自宅でコーヒーを飲みながらのんびりオペレート(笑)。ネットが到達するエリアであれば、ご病気等の事情で移動運用できない方のサポートも可能になりそうです。

ちなみにアマチュア無線でリモート運用する場合、「電波法関係審査基準 第15(アマチュア局)の26アマチュア局の遠隔操作(人工衛星に開設するアマチュア局の無線設備の遠隔操作を除く。)について」に適合していて、申請が必要ですので、その点はご留意ください。