『暑さ残る、散歩道』
Photogragh by Miss No-Berlin
昼間は暑いので、夕方から散歩に出掛ける。
陽はまだ、それほど翳っていなくて、暑い。
歩けば、歩くほど、汗が流れ落ちる。
土手道に吹く風は、心地良い、と言うよりは、強くて痛い感じ。
ゆらゆらと揺れる雑草が、若干ながら、涼を運んでくれる。
なので、負けじと踏ん張ってみる。 あと少し頑張る。
あと少しだけね。
だって、もう、持ってきた飲水が底をついてしまったから。