パパラパァーッ、お股せんべい!!!!!!! 武頼庵メイコだす。
1981年、デイヴ・スチュワート&バーバラ・ガスキンの『IT'S MY PARTY』だす。
巷では、「涙のバースデイ・パーティー」というタイトルで、
オリジナルは1963年、レスリー・ゴアで全米No.1を獲得しています。
これは、そのカヴァーです、だす。
他にもエイミー・ワインハウスやブライアン・フェリー等に止まらず、
日本人も多くカヴァーしている名曲だす。
この2人による、このカヴァーは全英No. 1を獲得したシングルですが、
日本ではさほど話題にもならず、
リアル・タイムではリリースされていなかった気がします、だす。
多分、契約がなかったんでしょうね、だす。
英国盤が西新宿界隈で売っていたようですが、
既に売り切れてしまって、購入出来なかった悲しい思い出がありまする、だす。
数年後にCD『BROKEN RECORDS/THE SINGLES』でようやく、ちゃんと聴けた曲だす。
それまではラジオのエア・チェックしたテープを聴いていました、だす。
オリジナルの明るいビート・ポップスとは裏腹の、
いきなり銅鑼のような効果音に始まり、陰気なマイナー調な展開に仰け反ります、だす。
凝ったサウンド・コラージュで聴かせてくれますが、
バーバラ嬢のヴォーカルは至ってストレートで人懐っこい甘い声だす。
このギャップが素晴らしく、まさしくイギリスらしい作りです、だす。
残念ながら、オープニングの凝った音は、それっきり出てきませんが、
コーラスでのハーモニーの妙や、ヴァースでのピッチの変化と、
ラスト・ヴァースでの転調して、明るくフェイド・アウトしていく構成は、
聴くものを飽きさせません、だす。
YouTubeで映像を観る事が出来ますが、
どれも口パクでライヴではないのが、とても残念。
幾つか、ヴォーカルは生で歌っているのもありました。
こういった昔の曲がカヴァーされて、
ヒットするパターンも80年代には結構ありましたね、だす。
バナナラマの「Venus」とか、ブロンディの「夢見るNo. 1」とか記憶に残っています、だす。
つい最近、2019年に来日していて、
観たかったのですが、チケットの高さに躊躇してしまいました、だす。
どんなライヴだったかは、良くわかりませんが、幾つかの写真を見つけました、だす。
青山の‶月見ル君想フ"にて。他のライヴで何度も行った事のあるお洒落なライヴハウス。
バックの月が非常にリアルで音楽同様、不思議な空間を感じさせてくれます。
この2人の場合は、やっぱりシングルが面白いので、
この『BROKEN RECORDS/THE SINGLES』だけで充分だと思います、だす。
というか、これが一番楽しめます、だす。
イギリスのアーティストはホントにシングルが面白かったですね、80年代は特に、だす。
言い忘れましたが、デイヴ・スチュワートはユーリズミックスの、
あの人とは同名異人です、だす(笑)。
では、ごきげん羊羹♡