階段の上り下り運動
階段の昇りで消費するカロリーは?ダイエットのために「エスカレーターではなく、階段を使いましょう」という話を聞くことも多いと思いますが、階段を1階分上るのに、どのくらいのカロリーが消費されているか知っていますか?実は、ほんの数キロカロリーしか消費していません。「あれ、そんなに少ないんだ?」と思った方もいらっしゃいますよね。ですが、その数キロカロリーには、数字以上のダイエット効果があるんです!まずは、階段の上り下りで消費されるカロリーを計算したいと思います。(※体重によって異なりますので、今回は50kgの人を想定します。)体重50kgの人の場合、階段を昇ったときの消費カロリーは、10段で約1キロカロリー。降りるときはその半分程度です。1フロア分を移動するときの段数はビルによって異なりますが、一般的には15〜20段ほど。つまり、3フロア分階段で昇っても、5〜6キロカロリーほどしか消費されないということになります。「消費カロリーがこれだけなら、わざわざ階段を使う必要はない」と感じちゃいますよね。ですが、階段の上り下りは、数字には現れないのですが、実は軽いジョギングと同程度の運動効果が期待できるのです。ジョギング以上の運動強度『METs(メッツ)』という言葉を聞いたことはありますか?体重や身長とは関係なく、”静かに座っている状態”を基準として、どのくらいの運動強度があるかを表す数値です。このMETsで計算すると、階段を早く上る行為は、8.8METs、ジョギングは6.0~7.0METsと、階段の上りの方がジョギングよりも運動強度が高くなります。1日のトータルの運動量にすると、だいたい15分ほど階段の上り下りを行なっていることになり、自然と毎日10分ほどのジョギングをしているのと同じ運動効果を得られることになります。期待できるプラスの効果また、階段を使うことで基礎代謝のアップにもつながります。階段の上り下りを毎日続けることで、太ももの前面の筋肉が鍛えられ、基礎代謝が上がり、より痩せやすい体質になります。太ももの筋肉といっても、ジムで行うような本格的なトレーニングをするわけではなく、1日10分程度の運動ですから、脚がムキムキになるなどの心配はありません。ウォーキングもダイエットに徒歩で歩くのも もちろんダイエットに有効階段の上り下りをご紹介しましたが、もちろん徒歩の時間もダイエットに有効です。特に通勤・通学の時間などは少し早足で歩きますよね。その歩くだけの時間も、貴重な運動の時間と考えることができます。ウォーキングの消費カロリーウォーキングの消費カロリーを算出するための例を示したいと思います。【設定】・体重:50kg・駅までの所要時間:15分・歩くスピード:時速6キロ(少し早足)先程ご紹介したMETsで、時速6キロの運動強度は、4METsとなります。以上の条件を下の式に当てはめることで、消費カロリーを算出することができます。【体重(㎏) × メッツ数 × 運動時間(h) = 消費カロリー(kcal)】 ↓50(kg) × 4(METs) × 0.25(h) = 50(kcal)この場合、片道で50キロカロリーを消費することになります。往復で100キロカロリー。1ヶ月では約3,000キロカロリー、1年では36,500キロカロリーを消費することになります。36,500キロカロリーは体重にすると5キロほど。年間で計算してみると、あまりバカにできない数字ですよね!