昨日、ある犯罪の被害者の方が、インタビューに応えているネット記事を読んだ。

その人の顔写真に目が止まったとき、

あぁっ、この人(の魂)は、加害者を許している‼︎

なんて強い人だろう。
僕なんか、すぐ音をあげてしまうのに…少し、自分が恥ずかしくなる。

そして私は、ハシっと私の第三チャクラのあたりを、その人の許しのエネルギーか左右の両側から包み込むのを感じた。

そのとき気づいた。
あぁ、私はこれまで自分を責めていたんだな。その自分を責める罪悪感が第三チャクラのあたりをずっと苛んでいたんだ。

外から内に侵食してくるように締めつける罪悪感のエネルギー。

そのエネルギーは、なんて言ってるんだろう?

耳をすます。

…お前がやった、お前がやった、お前がやった…と繰り返している。

少し捻くれた表情の中年の男性のような姿が、白黒の世界で、そう繰り返している。

私はその男性の姿に話しかけた。

あのさ…一緒に愛を与える側にまわらないかい?誰かを責めるのはやめてさ。
その方が、きっと楽しいと思うんだ。

そのエネルギーは、やがて光のエネルギーっぽく変わったように感じたけど、外から内に侵食してくるような感じは変わらない。

とても寂しがっているのかもな。

なら、なおのこと。
一緒に与える側にまわろうよ。
今からでも遅いことなんて、ないから。

もっと早くに気がつかなくて悪いね。
ゴメンな。

「悪いね、ゴメンな」と謝ったとき、それはフワッと拡散し、溶けた。

許しって言うと、上から目線のように感じる方もおいでのようで、そんな捉え方もあるなと思う。

でもその人の許しのエネルギーに、そんな感じはしなかった。

むしろ私は、自分が許されたように感じた。救われたと言った方がいいかな?

私は、その被害者の方のために祈って、感謝した。

どうもありがとう。
あなたは、とても力強い。
私は、あなたのおかげで救われた思いです。