私(魂)は、私(傷)を癒すためにやってきた。

私(魂)は、私(傷)の救い手。

私(傷)は、私(魂)によって癒されるけど、私(魂)は私(傷)に愛を押しつけはしないし、無理に癒しはしない。

私は、私(傷)と私(魂)の目撃者。

私は、私(傷)と私(魂)を統べる者。

私(傷)が私(魂)に癒されるには、統べる私がそうすると決める必要があって、そのとき私は私(傷)の苦しみを味わわなければならない。

その苦しみに終わりはないのか?

ないのかもしれない。

私は、「終わりのない」ことに、絶望しそうになる。

この間も自暴自棄になった。

だけど私はきっとまた、立ちあがるだろう。

これまでずっと、そんな繰り返しだったから。

なぜかって?

おそらく他に本当にやりたいことが、ないからだ。

ってことは、そのためにここに来たんだろ。