安倍晋三の内閣総理大臣辞任。
後任候補選びでなんか盛り上がっているみたいだけど話したいのはそこじゃない。
安倍晋三が辞任するきっかけとなった潰瘍性大腸炎についてである。
潰瘍性大腸炎は
大腸粘膜が長い事炎症を起こして
びらん、潰瘍として病変が形成。
症状としては主に
腹痛、下痢、血便を起こし
酷い場合は
熱が出たり、体重が減ったり、めまい(貧血)になったりと全身に症状が現れる。
この病気は
色々な世代で発症する。
若い20代がなることもあれば
高齢者がなる事もある。
治療としては
炎症を抑える
(5アミノサリチル酸、ステロイドのプレドニゾロンやベタメタゾン)
5アミノサリチル酸の副作用としては
発疹や下痢
ステロイドの副作用としては
満月みたいな顔貌になったり、骨粗しょう症
がある。
過剰な免疫を抑える
(アザチオプリン、タクロリムス)
アザチオプリンの副作用としては
骨髄機能抑制
肝機能障害
があり
また、生ワクチンや尿酸値を下げるフェブキソスタット、トピロキソスタットとは併用禁忌である。
タクロリムスの副作用としては
感染症にかかりやすくなるのと
高血糖になるなどかな…
こちらも生ワクチンとの併用は禁忌で
他に免疫抑制薬のシクロスポリンとの併用も禁忌である。
(他に調べるべき事があるけど、本日はこの辺で…)
改善しなければ大腸切除も…
(手術にて)
長期間の発症にて大腸がんを併発するリスクもあり。
また潰瘍性大腸炎を改善するにあたって食事療法もある。
特定の食事が下痢や腹痛などを引き起こすことがあるため
その食物を食べたり飲んだりして下痢や腹痛を高頻度で引き起こすのであればそれはやめるべきだろう。
一例としては
牛乳や乳製品
香辛料などの刺激物
脂肪分を多く含むもの
炭酸飲料やアルコール飲料などがある。
何を、どれくらい摂取したら症状が出るのかを把握しておくといいと思う。
潰瘍性大腸炎は
症状がおさまったとしても治療、検査は続けていく必要あり
原因は現時点では不明という事で
だからこその難病なのかもしれない。
それをどこぞの野党の1人が
危機管理能力がないだって…
ちゃんと病気について理解しておかないと
その発言をしておいてその病気にかかってしまったら
ブーメラン帰ってくるよ。
お前も危機管理能力が無いって…
みんなもどれだけその人がムカつくからって
病気とかでの差別発言はしないようにね‼︎