2月は中央競馬(JRA)騎手・調教師の“ラストラン・ラッシュ”のシーズン。

今年も「定年引退」や「定年前の勇退」を迎えた調教師東西各1人の重賞ラストランが注目だった。

西は阪急杯にダイアナヘイロー号(牝5)を送り込んだ福島信晴(栗東)。東は中山記念にディサイファ号(牡9)を送り込んだ小島太(美浦)。

日曜阪神の阪急杯は武豊騎手を背に見事優勝し“有終の美”を飾る。

一方、日曜中山の中山記念は田中勝春騎手を背に戦うも6着止まり。

結果的に東西で明暗が分かれた形。

さすがレジェンド武豊という見事な騎乗だったと思う。レッドファルクス(3着)とは別定戦で定量戦比実質2kgのアドバンテージがあったとはいえ、本番でも期待できる内容。

なお、小島太調教師重賞ラストランで敗れたディサイファ自身も本レースを最後に引退することがレース後発表された。