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妄想 ☆   ときどき空っぽになる


ときどきわたしの中は 空っぽになって

泡のような何かが 浮かんでる

泡の上に乗っかって ふわらふわら

浮いてると傍らに 寝ている猫も浮いている

あら? 面白いお顔ねぇ よく見ると陶器製

招き猫?ならぬ にゃむにゃむ猫?

あはは あはは 涙が出るほど笑っちゃった

そんなにおかしかったかな? 猫だよ?

ただ寝ている 猫の形をした陶器

と、 あれ? まあなんて大きな

ひとの手? 陶器の猫の下

まるで お座布団ねぇ

あらま? わたしも乗っけてくれるの?

そらじゃ、 お言葉に?甘えて

泡から跳んで よいこらしょ! 

乗っかってみれば ふっかりふかり

猫さん、 お隣に失礼します♪

と、 あれ? 猫さん、あくび ですかあ〜?

いつのまにやら ぱっちりお目目で

にゃ〜あぁ ぽん と 膝の上

あたたかな あなたは生きてるのね

お日さまのいいにおい 鼻をくすぐる

え? あら…   ここは薔薇のお花の上?

なにやら ハチさんが忙しいなぁ

お日さまの光 あったかーい

と、 あらまぁ 目覚めれば

おやゆび姫に なりにけり。


あぁ、姫になって、日がな一日、薔薇🌹のお花の中にいられたらなぁ…

妄想におつきあいいただき、ありがとうございますさくらんぼ