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手付金の100万円をすぐに返して欲しいとメールが来て 私は 義母に



「分かりました。だんくんが帰って来たら連絡してもらいます。」


と返信しました。



旦那くんに伝えたら 旦那くんは義父にメールをしました。



「すまないが、今は手元に100万はない。銀行から 住宅ローンのお金が入るので その日に100万 父さんの銀行口座に振り込むよ。なので 口座を教えて!」



そのメールからの返信はありませんでした。



私は 仕事に行くたび 義母が来るのではないかと ビクビクしてました。
そして、お盆に入り 私は 休みになり
職場に義母が来る心配もなくなり ホッとしてました。



この年のお盆は お義兄さん家族も 私の家族も 義実家には行く事なく お義姉さん家族だけが 義実家に帰省したのでしょうね…。


さぞかし、絶縁の意味が、身に沁みたのではないでしょうか?

今までは ほぼ私が 食事の支度や お義姉さん家族の身の回りのことをしてましたから…
帰られた後も、布団を干したり シーツを洗ったり 掃除をしたり…
私 よく頑張ってたよ(笑)



きっと、義母は お義姉さんに、私たちの愚痴をぶちまけてたかもしれませんね。
お義姉さん、お気の毒に…。



お盆も過ぎ 8月の末日 あっという間に引っ越しの日が来ました。


住み慣れたハイツとのお別れは やっぱり寂しいものでした…。


荷物がなくなって空っぽになった部屋を 子供達と綺麗に掃除をし 
「ありがとう!」
と言って 後にしました。


引っ越した家は 外観はそのままだったけど、家の中は 新築みたいに綺麗でした。


私も 子供も テンションが上がり 浮かれてました。


やっと片付いたのは 翌日の夕方。


初めてのキッチンで夕飯を作り みんなでご飯を食べ
お風呂の湯を貯めに お風呂場へ…

すると
「ピーンポーン」
インターフォンが鳴りました。


旦那さんが、「はい」
と、出てくれました。


私は お風呂の栓をし お湯を貯めリビングに戻ろうとしたら
玄関先で、怒鳴り声が聞こえて来ました。


私は、何事?と、慌てて見に行くと


義母が 玄関先で、
「金返せ!!!金返せ!!!」
と、大声で叫んでたのです。



旦那さんは
「近所に迷惑だろ!カッコ悪い!!」


そして、私の方を見て あっちに行ってろ!と、言いました。


その瞬間
「お前もここに来て謝れ!!」
と、義母。



旦那さんは あまりにも大きな声で叫ぶ義母と、義父を玄関の中に引っ張り入れました。



私は
「なに?何なんですか?」


義母
「Min!!!お前、金返せ!!!」



旦那さん
「何やってんの?あんたら 何やってるか分かってるの?カッコ悪い!!」


義母
「お前らなんか この辺歩けなくしてやる!!!
何を呑気に 浮かれてる!!
親を馬鹿にして タダで済むと思うな!」



私は 震えました。
この人 本当 怖い!!!


そして 義父が ワープロで作成した紙を私達に見せ


「ここに書かれてる金額を 耳そろえて返せ!!」
と、言いました。


◎結納金
◎留袖
◎パールのネックレス
◎指輪
◎フォーマルの服
◎靴 
◎バック
◎同居していた時の生活費
◎車代 (Kちゃんが免許取ったら乗って欲しいと強引に押しつけた車の事)
◎引っ越し祝い100万円(Kちゃんが地元の幼稚園に入園するのに、引っ越しを決めた時)
◎今回の中古物件の手付金100万円



私は 怖くて 何も言い返せませんでした。
もしかして カバンに刃物でも持ってるんじゃないかと思うくらいでした。



旦那さん
「総額 いくら返せばいいの?」


義父
「そうだな、300万だ!!」


旦那さん
「300万?ふざけんな!!俺がいつ300万借りた?
車も 引っ越し代も 俺たちは断ってる!!要らない!!って言ったのに 強引に押しつけたのは父さんたちだろ?
同居していた時の生活費は 本当に悪かったよ!
それについては、ちゃんと返すよ!
それと、この家の手付金!!
父さんたちには一銭も出してもらいたくないから 絶対返す!!
それは、この前のメールで、銀行からお金が入るから その日に口座に振り込むから口座番号教えて!ってメールしたよね?」



義父
「そのメールの返信がなかったら 何故 もう一度メールなり、連絡して来ないんだ?何の音沙汰もないから来たんだ!!!」


旦那さん
「絶縁してるのに?連絡取り合うの??おかしいだろ?」



義母
「絶縁なんてしてないわ!私達そんなこと言った覚えないわ!」



旦那さん
「はあ??よくもそんな嘘!!言ったよ!!メールも、送って来てるよ!」


旦那さんは 肩を落とし 愕然としてました。

そして、私に


旦那さん
「Min ちゃん、リビングからタバコとって来て!」

と言われて 私は リビングに入ると


ダイニングテーブルの下で
KちゃんとTくんが抱き合って泣いてました。


私は 子供達が可哀想で…
Kちゃんにとって 義両親は、大好きな祖父母…
色々あったのは ある程度知ってるはず。
2人を見て 私は 胸が痛み それ以上に、理不尽な義両親に腹が立ちました。



Kちゃん
「ママ 大丈夫?」


「うん!大丈夫だよ!ごめんね!」

そう言ってリビングを出て
旦那さんにタバコを渡して、私は 旦那さんの横に座りました。



ここからが 義母 激しさを増し 手がつけられなくなります…。