お義兄さんは、誓約書に署名捺印して絶縁して以来 本当に 義実家には来なくなりました。
お義兄さんの娘ちゃんは 見事 希望通りの大学に合格しました。
義両親は、気になっていたのか
Mさんに、メールをして聞いた様です。
義母
「さすが私たちの孫だわ〜。うちの家系に似たのね〜。」
などと、調子の良い事を言ってました。
お義兄さんは、お盆も お正月も来ませんでした。
だけど Mさんは、娘ちゃんを連れてお盆もお正月も来てくれました。
Mさん
「喧嘩して絶縁しても 切っても切れないのが親子なのよ。放っておいたら良いのよ（笑）」
そう言ってました。
本当 そうかもしれないな〜
って、私も思う様になりました。
私はと言うと 相変わらず 義両親に振り回される日々を送ってました。
義両親の通院 毎月のお墓参り、お買い物などの送迎。
その他
義実家の庭にあったボロボロの小屋の撤去！
真っ暗で汚い小屋の中の片付け…
その後 私の友達の旦那さんが大工さんで、解体と撤去と、新しい物置を設置してくれました。
冬は 1週間に一回 灯油4缶分を買いにと、結構 至れり尽くせりで 働き蟻の様に頑張ってました。
春には 桜を見に行きたいと言われれば連れて行き、秋には紅葉を見に行きたいと言われれば連れて行く（笑）
私 本当よくやってたと思います。
なので、
義実家の近所の方々には、
「〇〇さんのご両親は、幸せ者ね〜
良いお嫁さんで良いわね〜。羨ましいわ〜。」
友達には
「良い嫁してるね！」
などと言われる様になってました。
大嫌いな義両親ではありますが
こうやって、頑張ってる私の姿を子供たちは見てるので…
私は 腹黒く
ずるいかもしれませんが
子供達には 良い母でありたいと常に思ってました。
親の背中を見て育つ？的な？
そう言う気持ちが 義両親に対して優しくできてたのかな？
って思います。
だけど、こんな中でも 少しいい思い出として残ってるのは
病院の帰りの道中 毎回
「ファミレスに寄ってね！」
って言う義母。
そこで パフェを注文して食べるのが楽しみだったようで 帰りにファミレスが、当たり前になってました（笑）
その時は 甘いものを食べてるせいか
とても、穏やかで 和んでた記憶があります
こんな感じで、お義兄さんの事はいつか、解決すると信じて
もう、これ以上 何事もなく 平和に過ぎます様に…
と、願ってました。
そんなある日 義母から電話が！！
とんでもない事を提案されるんです
義母
「Minちゃん、チャンスよ！！
あのね！うちの家の二筋向こうの立派なお家が、売りに出てるの！！
あなた達！そこを買いなさい！！
お義母さん、100万円出すから！！」
はぁ？？？
なんで？？
私
「いやいや、そんな、家を買う予定なんてしてないですし…
前も話したけど 義実家を Tくんの代で建て替えたら？っておっしゃってたじゃないですか？なので。もう借金してまで、家は要らないです。」
義母
「それはそれよ！買った家は 将来Kちゃんに譲れば良いじゃない！！
そんなこと言ってたら 売れちゃうじゃない！！早く100万円手付金払って来なさい！！」
私
「いやいや、ちょっと そんな事急に言われても私にはどうすることもできませんよ〜！！
旦那さんに相談しますね！！」
義母
「そうしてちょうだい！！早くね！」
はぁ〜っ
もうね〜
本当 あなた、何をおっしゃってるの？
訳のわからない事を言い出す義母…