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話は 結婚前に戻ります。



義父は 私達が結婚する2年前(1990)に食中毒で病院に運ばれ

その時の検査で 大腸癌が見つかりました。


他に転移もなく 手術して 術後の治療も、定期検診のみ。
これと言った治療もなく、5年が経ち、大腸癌は完治しました。



ところが 大腸癌の入院中に、糖尿病の疑いと診断を受け
検査の結果 糖尿病になりました。


この時も義父は 入院中にブドウ糖を点滴していたせいだと 病院のせいにしてました。


義父は 甘いものがとても好きで、
お饅頭や、大福、ケーキにカステラ
それに コーラーを お水代わりに飲むくらい好きで、毎日1.5リットルのペットボトルを飲んでました。
間違いなく 義父のせいです!!


食事療法で、少しでも改善する様努力すれば良いのに 食べたいものを我慢するのが嫌な義父


糖尿病患者用の食事を作るのがめんどくさい義母…
ブツブツ文句を言いながら作ってたのを覚えてます。


改善するどころか数値は悪くなる一方で
2000年頃だったかな?
食事前にインスリンの注射をお腹に打つようになりました。



2週間に一回 近所の主治医のところに通い 診察と、インスリンをもらってました。


ある日の血液検査で、インスリンを打ってるにも関わらず 血糖値が高いまま…



大腸癌完治から、10年経ったということもあり、色々検査する事になりました。


そして、見つかったのが
胃癌でした…


程なくして 義母が乳がんの手術をした同じ病院で、胃を全摘しました。


幸いな事に 他に転移もなく
早期発見という事もあり
大腸癌と同様 抗がん剤治療もなく、
5年間 経過観察で済みました。


ただ、糖尿病という事で 術後の回復に少し時間がかかり、入院が長くなり、
また、義父のわがまま言いたい放題…

腰が痛い
足が痛い
足が痒い
背中が痒い
暑い 
喉が渇いた などなど…


その度に 昼夜問わず ナースコールを押して看護師さんを呼びつけていたそうです。


そして!!
また!!
治療法に文句を言い出す始末…


義父
「糖尿病なのに ブドウ糖の点滴なんかして大丈夫なのか?」
「抗がん剤は?本当に、他の臓器に転移はないのか?」



私は
「医師が 大丈夫って言ってるのだから
大丈夫なの!!」
思わず言ってしまいました。



医師も しまいには呆れて 義父の言う事に イラっとしたのか 
「はいはいはいはい」
と、流すと

義父
「何だ、その態度は!!」

と、切れる始末…

私は 病室を出て行く医師を追いかけて
何度も謝りました。


何なんでしょうか?
本当 自分が1番正しいと思い込んでるあの態度!!
ブチギレそうでした!!


義母も なんとか言えば良いのに
横でオロオロ…



私は 毎日 朝から義母を義父の入院してる病院へ送って行き
一旦自宅に戻り 洗濯や掃除等して、Tくんが小学校から帰って来たら 義母を迎えに行く日々を3週間…


本当ね〜
よく頑張った!!
自分を褒めてあげたい(笑)


退院してくれた時は ホッとしました。


でも、この頃あたりから なぜか私は 後取りの嫁としての自覚というか 
私がしっかりしなければいけないんじゃないかと思う様になってきてました。