そんな彼 専門学校で、たくさんの友達ができ 友達とも出かける様になってました。


会いに来てくれる回数も減り
会えるのは 毎週土曜日だけの時もありました。


毎日でも会いたい私にとったら とても寂しかった。

だけど、 私は 朝から晩まで 仕事が忙しく、寝たらもう朝の生活だったので 彼に無理を言うこともなく 我慢!

会うのは 週1週2くらいのペースになってました。




そんな頃 彼



私の知らない所で 私の嫌いな パチンコに行く様になってました…。



専門学校の友達に連れられて行った事がきっかけで この頃から 彼 パチンコにはまったみたいです。



この頃の彼の生活は、
平日は専門学校
土曜日の晩はうちに来てお泊まり
次の日の日曜日は、私の親戚の不動産屋をしている叔母の所で 解体の仕事を手伝ってました。



バイトは日給制で 私の彼と言うこともあって 結構な額のお給料を渡してくれてたみたいです。



そのお給料は ほぼ パチンコの軍資金。


初めて友達に連れられて行ったパチンコで 勝ってしまったがために 癖になった様です。



私は 父が パチンコばかりして母に苦労かけてるのを見て来ているので 彼がパチンコに行くのは とても嫌でした。


小さい頃から パチンコが大嫌いで、この世からなくなってほしいと願ってました。



そんなパチンコにハマっていく彼…




しまいには 学校をサボって行く様になり、授業の単位も 危うくなったこともありました。



なんだか、だんだん彼が 遠くに感じました。



彼が夏休みになり 待ちに待った一緒の休みラブラブ



その貴重な休みに




「少しだけ!!」
と言い 私を連れて パチンコへガーン



私は横で座って見てるだけ…



貴重な休み、パチンコ屋さんで、彼の横に座ってる??


何 この状況?

私何してるの?



しばらくすると
彼は 持ち金がなくなり
不機嫌に汗



「出よう!!」

と言い スタスタ先に歩いて店を出ました。


そして、車に乗り込み 
ドアを荒々しく閉め 無口に…



「はぁぁぁっ??」むかっ
彼の態度にキレそうになりました。


(おかしく無いですか?)
(私何かしたかな??)



こんなんじゃ、この後 楽しめない…えーん


私が気を取り直し
明るく話しかけてみるも
どこかぎこちなく…



とても、嫌な空気が流れてました。




悲しいかな 初めて出会った頃の様な、幼く、可愛い感じは、もう、この頃の彼には ありませんでした。



あの頃は 本当 無邪気で、頼もしくて 優しくて 面白かった。



この頃は 怒り 苛立ちの感情を、私にも分かる程 表に出す様になった。
昔は ほぼ、出さずに 我慢して いつも、穏やかで なんでも許してくれてた。
私は そんな彼に甘えきってて わがまま言いたい放題でした。


だけど 喧嘩のたびに 反省し 嫌われることを恐れ 我慢できる様になりました。



彼は?

わがままを言わなくなった
我慢できる様になった
大抵の事は許せる様になった
そんな私に 甘えるようになりました。



私と彼
出会った頃の私たちの立場が入れ替わってました。



そう!!私は 彼の尻に敷かれ

彼なしでは、生きていけなくなってました。




恋愛は 惚れた者の負けです。。。