彼の目は 明らかにいつもと違う…
いつもの、ひょうきんな彼じゃない!
私 17歳の年
(この時はまだ16歳)
まだ早くない??
どうしよう…
どうしよう…
まだ、そうなると決まったわけでもないのに
もぉ、心臓バクバク
その時 彼がキスを…
私は体が硬直してカチカチ
怖かったわけではない、
嫌だったわけでもない
ただ、テレビドラマや 少女漫画などからの情報しか知らない世界。
私は、スマートで スレンダーな体型ではないし
自分に自信なかったし…
そんな私が その世界に足を踏み入れるなんて…
彼 がっかりしないかな??
そんな事を考えている間
慣れない手つきの彼…
ここまで来たら 覚悟決め
もうそのまま彼に身を任せました!!
正直 ドラマや漫画の様な
そんな素敵な感覚とは違ってました。
集中なんてできませんでした。
とうとう私も ロストバージンか…
そう思ってたら
ん?
何?
どした?
彼
「あれ? ん〜 どこ?」
(あくまでも彼の心の声)
なんだか、わからなくなった様……
私はまな板の鯉状態
なんだか、ムードもへったくれもなくなり(笑)
なんだか笑けてきて
そして、恥ずかしくなって
終了〜〜!!!
この日は 私は ロストバージンとは
なりませんでした。
良かったのか 悪かったのか…(笑)
正直ホッとしてました。
ただ、時間が経つにつれ
自分たちがしてしまった事
明日の部活の事で頭がいっぱいになりました。
今思うと 浅はかで、まだまだ子供でした。
本当 ダメダメでした…