去年の夏、驚愕の予告編が公開されてから
見に行ける時をずっとずっと待っていました!!
夏休みが始まったところもあって混んでいるかなと思いきや、
意外にも空いていて見やすい高さと場所で鑑賞できましたー。
それでは感想書きますので、
ネタバレ・・・とはいっても物語はあんまり変わらないので、
内容を詳しくは書かないけど、ガンガン書いていきます。
さて、上でも書いたように
物語は第一作目のミュウツーの逆襲とほぼほぼ変わらず、
フルCG映像やそれに合わせたテコ入れされたという感じでした。
なので、第一作目を見たトレーナーさんにはクスッとするシーンもあり、
いろんな面を含めて初期の頃を思い出させるような演出もありました。
だからこそ別に感動するシーンじゃないのに
オープニングのあのバトルでもう涙腺崩壊。
子供の頃に見たときの記憶は今でもあり、
だからこそ、もう一度この映画にたどり着く道のりまでの
紆余曲折を思い出したりして・・・
改めてこうやってまたポケモン映画に触れあえるって感動ですね。
そして声優さんも継続されている方が多く、
特にミュウツーの市村さんとミュウの山寺さんはもう最高ですね。
あれからかなり長い時間が経ったとは思えないくらいの安定感。
そしてメッセージ性の強さやキャラクターの個性感。
「私は・・・誰だ・・・?」って聞いただけで鳥肌がぐわーっ!っと。
孤独、怒り、憎しみ、そして逆襲・・・
一つ一つのそういった不の感情をお見事に爆発されていました。
そして「ミュウ」しか言わないミュウも、
後半、ミュウツーに訴えかける場面では心の声が聞こえてきそうで。
あんなに可愛い声とお顔をしているミュウが
真剣になっているという瞬間をひしひしと感じました。
すごいな。本当に。掛け合いが本当に素晴らしかった。
全く色あせることなく、むしろまた新たに魅力が増した気がしました。
そんなとっても素敵なところもたくさんありましたが、
否の部分もいくつかありました。
やはり、第一作目ってすごく特別な作品であり、
それを見た人にとっても、すごく大事だと思うんですね。
当時のクオリティや、その時代だからこその映像の魅力と言いますか。
ディズニーみたいに30年、40年・・・
それよりもっともっと昔に作られた作品であっても
今でもその技術のまま愛されているのには必ず理由があります。
しかし、それを実写化してどんどん崩していくような形になり、
もちろん実写化した内容もいいかもしれないけれど、
正直それが必ずしもアニメのように愛されるとは限りません。
だからこそ今回のポケモンにとっては初CGとリバイバルは
すんごい転ぶか受け入れられるかのどちらかの未来しかない。
結果的に初期のイメージを大事にしていた作品だったけど、
CGにするほどではなかったなぁと思いましたね。
CG技術により、リアルになったことによって、
現実味がなく、むしろ逆効果になっているのでは?って場面も
いくつかあったなと個人的には思っています。ポケモンも人間も。
噛まれても殴られても高い所から落とされても何にもならない。
あの大嵐の中、海に入って息継ぎだけで乗り越えていける。
いとも簡単に乾く服。
吹き飛ばされるぐらい飛ぶポケモンをフライパン一つでカバーする・・・
よくよく考えたらあれ?って思う場面がありましたね。
もちろん本当に血が出たり、高い所から落ちて
背中とか足とかが、ボキッッッ!ってなったら絶対嫌だけど、
リアルに描かれるとなんで落ちて元気なの?って(笑)
特にサトシ君。「いってぇー!」じゃ済まされないでしょ!って(笑)
サトシくんってポケモン大好きだからこそ無茶をする場面があったり、
重いポケモンも簡単に持ち上げ、腕力や体力の半端なさもあって、
そんなアニメーションで描かれていくにつれていつの間にか
彼が「スーパーマサラ人」と呼ばれるようになって・・・(笑)
やはりそれはアニメーション(非現実)だったから
そこまで深く追求しなくてもサラーっと受け流せたなと。
だからこそ今回のCGで
自然だけではなく人間の動きもリアル化されていたのに
妙に非現実になる場面が必然で入ってしまうかたちになってしまった。
そこまでして何が自分に引っかかるのだろうと
映画を見終わった後ずっと考えていたのですが、ドラえもんでした。
あちらも毎年上映されているアニメ版とCG版を作った時ありましたね。
そもそも、ドラえもんの世界はすべてがハイテクなわけではなく、
ドラえもんがハイテクなアイテムを出しているだけで、
本来は日常の中の出来事を描いている作品。
戦ったり大嵐の海を体一つで駆け抜けることもありまぁません。
だからこそ、CGでリアル化してもきちんと入れたのだと思いました。
もちろん、だからと言って
ポケモンに血を飛ばせ!って言っている意味では全くありません。
むしろやめてください。そんなの見たくありません。
だからこそむやみにリアル化してほしくないということです。
今回”は”初めての試みと、
改めて今の時代だからこそ、この逆襲の意味を考えるきっかけになり、
昔見たトレーナーさんも今から見るトレーナーさんも、
一緒になって”生きる”意味を考えるということを
重心に考える作品なので、チャンチャンッ!で、終われますが、
やはり、ポケモンは今まで通りが一番好きです。
まぁ、いろいろ書かせていただきましたが、
ミュウツーの逆襲という物語自体は大変に素晴らしい作品であり、
もポケモントレーナーになったらまず最初に見てほしいってくらい、
とてもとても大切な作品でございます。
人とポケモン。そして生きること・・・ その意味って・・・?
きっとDVDが出ると思いますが、
その時は第一作目のミュウツーの逆襲も一緒に入れてほしいですね。
来年の映画も楽しみにしています。
終わった後、速攻で「風といっしょに」の新録版を買ったけど、
個人的にはやっぱりラスボス様だけで聞きたかった。