いまさらになりましたが、行ってきました。雪組さん。
(これは今月1日行った時のお話です。)
まずはキャトルへ。
この日は偶然にもキャトル25周年の発売日。
前日の放送を見てて驚きましたね。まさか発売日と被るとは。
各トップさんの素敵なバッグとクリアファイルが
どどーんと飾られていて、皆さん手に取られていました。
もちろん私もゲッツ!
今回はグッズもクリアファイルも全部素敵ですよねー!
デザインも大きさも本当に良くて、お気に入りです!
ちなみにこのグッズの制作過程などがスカイステージで放送されてて
それを見ているだけでも最高に楽しいのでお勧めです。
そ し て!!!!
劇場の方へ行ったら新選組グッズが置いてあるぅぅぅーーーー!!!
望海宣伝部長がこれで「見納め?回」に出演したときに
壬生だけじゃなくて、新選組グッズが売られていたんですよ。
それいいなぁ・・・東京にも来てほしいよなぁ・・・なんて思ってたら
本当に東京でも発売してくださったぁぁぁ!ありがとぉぉぉぉ!!!!
これね、めちゃめちゃかっこいいんですよ!
タオルに扇子にクリアファイルに!!色合いもデザインも!!
宝塚のグッズは
どうしても女性が持ちそうなアイテムばかりになってしまうのですが、
こればかりは男性が持っていても全然いけるくらい
(もちろん女性が持ってもOK)の良い感じの渋さなんですよねー。
今の時期にも使えるアイテムばかりなのもさらに嬉しいです。
公演ドリンクを飲み、いよいよ本編の開始です。
今回はなんと東京では初となる一桁席での鑑賞。
一緒に見た方から「そわそわしすぎ(笑)」と言われるくらい
めちゃめちゃドキドキしていました(笑)
それでは多少ネタバレを含んだ話をしてしまうと思われるので、
見たくない方はここでストップをお願いいたします!
それでは↓へ~
今回の物語は宝塚でも長く愛されてる新選組。
語られることが多く、宝塚でも主として上演されたことがある
沖田や土方などではなく吉村貫一郎という一人のお侍様のお話。
津田先生原作のこの物語はドラマや映画化もされたそうです!
もちろんこの吉村を演じるのが我らがトップ望海風斗さん。
土方を演じたときの迫力や冷たく厳しい世界観を見事に表現され、
記憶にも新しい方もいるのではないかと思いますが、
それとはまったく異なり、心優しい貧乏侍になっていました。
その変わりっぷりがまず素晴らしいんですよね。
どうしても、上演作品は違えど元は新選組の部類ですから、
その面影が残ったり出てきてしまうのは、正直仕方のない事。
でも、だいもんはそのお姿を全く見せないんです。
新選組に入ってあの袴に着替えても、
まるで初めて入ったかのように新鮮味があると言いますか。
良い意味で着慣れてる感がなかったと思いました。
その優しい吉村はしづ(希帆ちゃん)と出会い、
子宝にも恵まれて貧乏ながら幸せな生活を送るのですが、
やはり、それでは家族を養っていけないことに気づき、
いろんな苦しみを受けながらも家族のために別れを告げ、
そして家族のために当時お給料の良かった新選組へ入る・・・
しかし、これが彼の運命を大きく変えてしまう・・・
トップさんなのに端っこの方に座り、下っ端のようにこき使われ、
「おもさげながんす」がネタにされるぐらい、
あちこち走り回りながら必死に働くお姿がすごいんですよね、また。
普通じゃ絶対に考えられない作りになっています。
でもそのういういしく、新参者でドキドキしている感を作り出している
だいもんのお姿を見るのがとても可愛いのです!
(土方の時の冷たい目をした方とは思えないくらい・・・)
それからも家族のためにお金を稼ぐ吉村なのですが、
まぁ、これがいろんな方向に向いてしまうんですよね・・・
これがね、辛い。
周りからも侍じゃなくて商人の方が良いと言われるのですが、
それでもお給料のために厳しい道を歩むんですよ、吉村さん。
それがヒートアップしていく感がマジでやばい。
ちょうどだいもんのお顔が良く見える形の席だったので、
一桁席ながらオペラで拝見させていただいたのですが、
目がね、マジなの。本気の目をしてるの。お金のために。
村を愛し、家族を愛し、心優しかったからこその吉村が
お金への執着心が加速してく姿が
ある意味怖いと感じさせられる場面が増えてくるんですよ。
それから時代の動きとともにいろいろあって、
結果的にズタボロになってしまうのですが、
あー・・・ここからはもう実際に公演を見ていただきたいのですが、
今上に書いたことが、さらに追い打ちをかけるんですよ。
苦しすぎる・・・見てて辛すぎる・・・
でもその細かい心の揺れ動きや繊細なお芝居が本当にお上手で、
さすが死に慣れてる(!?)というのもありますが、
感情の動かし方がすさまじいんです。望海さん。
こんなにも繊細なお芝居を出来るのはもう国宝ものですわ。
正直、なんとなーくそうなるだろうなとはわかっていても、
舞台写真やクリアポスターで見事にネタバレされていて(笑)
ある程度覚悟はできていたのですが、
実際にその心を感じると辛いものがあふれ出てきてしまいます。
それで・・・銀橋でしづさんが旦那様を想っているとき・・・
その後ろでは吉村さんが必死にあれこれしているんですけど、
マイクが入っているのはしづさんだけなので、
その透明な歌声が響く中・・・聞こえるんです・・・吉村さんの声が・・・
セリフじゃなくてあふれ出る何かをずっと声に出してるんですよ(泣)
もうね、これがほんと辛い。
たぶん、だいもんだからこそ、声が聞こえるのかもしれませんが、
マイクで通らない声だからこそより一層辛いんです。
残念ながらブルーレイやDVDではこの部分が
しづさんの歌声の方を優先されてなにも聞こえないので、
その臨場感を味わえたことが今思えばすごい事だったのだろうと。
そして・・・本当に最後・・・
最後の最後までしづを想っていた吉村さん・・・
またこれもブルーレイには収録されていませんが、
暗転と同時に音がするんですよ。何かが倒れる音が二つ。
カタン・・・と、ドサッと。
この演出はずるい。もう完全崩壊した。
あえてそうさせたっていうのが本当に石田先生に拍手。
それでエンディングへ向かうのですが、
またそれも泣けるんですよ。諸事情がいろいろとわかっているから。
これはまた後で書きますね。
とにかく、今回の吉村の細かい心の揺れ動きを見せる
だいもんのお芝居に大注目でございます!あっぱれ!だいもん!!
そしてお次に吉村の妻しづ&お金持ちの娘みよ役の真彩希帆さん。
これまた希帆ちゃん難し~い役どころでして!!
今回珍しく二役もやられるということで違いがどう出るか楽しみでした。
まずはしづ。オープニングからまぁ可愛いのなんのって。
田舎のお嬢さんって感じで、とても可愛らしいのです。
最初から幸せオーラばりばりで、だいもんとやっと夫婦になれた・・・
と、思いきや、第三子が出来たことによるあることが起こってしまう・・・
それから吉村さんは離れていき、
ここからは残念ながらあまり多く出ないのですが、
ただ、出てくるたびに、旦那の知らない本当の今の家族の姿を、
希帆ちゃんの持つ太陽のようにキラキラした世界を完全に消して、
とにかく薄暗くされているのが本当にすごいです。
母として、妻として、ずっと会えない旦那様の事を思い続けている。
舞台上で数分のお話でも、実際にはかなりの年月あるだろうけど、
そこを丁寧に演じておられました。
そしてもう一つのみよ。そもそも二つの役をやる意味とは?
と、制作発表の時見てて思ったんだけど、
これ本当に希帆ちゃんだからこそやるべき役であり、
そこの吉村との行き違いが辛くて悲しいんだけど凄い良いんだよなぁ。
こちらもほんのわずかしか出ないキャラクターなのですが、
しづさんのように相手を思い続ける人物として
とてもいい味を出していましたね。
しづとみよ。人は違えど思うところは同じなのが好きだなぁ。
ただ、劇的に容姿が変わるわけではないので、
そこの演じ分けが大変ですよね。
私はある程度頭に入っているからいいけど、
初見の方には同じに見えてしまうかもしれないし・・・
でも、私にはそこがしっかりされていたかな?と思いました。
次に大野次郎右衛門役の彩風咲奈さん。
今回、個人的に誰よりもとても重要な役どころだと思ってます。
吉村の友であった大野も時代とともに出世して行くのですが、
多くを描かれずに立派になられていくので、また難しい。
結構今回暗転の場面が多いので、
パッパッと切り替わってしまうのですが、
それを単純なる部隊の暗転ではなく、どう繋げていくのかというのが
個人的には課題かなぁなんて思いました。
特に吉村と別れた後、母とのやりとりね。
母上からすごくいいバトンを渡されるのですが、
そこをどう言った感情で表すかがとても重要になっていきます。
結果的にあの場面だけ、
出世して重いものを背負うようになったから厳しくなった世界から
一瞬だけでも一人の人間として開放される場面と言いますか、
それが崩れ落ちてからとそこから暗転になってからのスピードが
異常に早くて少し残念だったなと。
やはり一桁席だと暗転とはいえ、見えるので、結構現実的というか。
そこを武器に変えたらもっと良くなると思いましたね。
もちろん良いシーンもたくさんあります。特におにぎり。
超偉い人がおにぎりを握ってるという姿なのですが、
それにはとても重要な役割があって、
そこを繊細にお芝居していたところはとても好きでした。
真相はわからないけど、
元からある彩風さんの優しさがリンクさせたのか、
ただ、おにぎりを作ってあげるだけではない何か空気を感じました。
あの場面のあの優しさがとても好きです。
ただ、ラストはめっちゃびっくりしたけどね(笑)
個人的にああゆう演出は心臓に悪いから
せめて歌い終わってからにしてください(泣)
今回は主の3人をメインとして書きましたが、
土方の彩凪さん、斎藤の朝美さん、沖田の永久輝さんなど、
本当に魅力的な方々ばかりなので、
ついつい引き込まれて行ってしまいます。
新選組には珍しい笑いどころやアドリブネタっぽい所もあり、
そこが少々陰りのある雰囲気を少し緩和させてくれるので、
あまりハメを外さない程度に(笑)楽しませてくれたらうれしいです。
そして今回、新選組もいいのですが、
注目していただきたいのは吉村さんちの子供たち。
嘉一郎役の彩海せらさんとみつ役の彩みちるさん。
新人公演で吉村としづを演じてましたね。
この二人の子供がものすごくいい味を出してくれるんです!
父親を追いかける息子。そのまっすぐな気持ちが本当に似ていて、
何より凄いのが、後ろめたさが無い事。
まだ初の新人公演主演を務めるくらいの若手ホープな彼女ですが、
きちんと大人に反発できると言いますか、
どうしても、お芝居でいくら前に出ても素の関係とかで、
なんだかんだでまっすぐ突き進めないなと思う子が多い中、
彼女はきちんとその壁をいい意味でぶち破っていました。
だからこそ、父の刀を受け継いだ後からのお芝居の磨きのかかり方が
素晴らしいくらいに見せつけてくれましたね。
そしてみつ役のみちるちゃん。
お芝居上では泣いてばかりのシーンが多いのですが、
スカイステージのあるコーナーでも話していたとおり、
その泣き方が本当に子供みたいですごいお上手なんですよね。
もちろん、笑顔で遊んでいるシーンとかもあるんですが、
そのしぐさが本当に子供らしくてとても自然で素晴らしい。
きっと物凄い研究されたんだろうなぁ・・・本当に良かったですね。
その大きくなったのが朝月希和ちゃんなのですが、
ひらめちゃんもきちんとみちるちゃんの思いを受け継いで
お芝居をされているので、この心のつながり方も素敵ですね。
今回の壬生義士伝はすごくいい点もたくさんあるのですが、
さっきも書いてあったように暗転がやたらと多かったり、
カチャ(凪七瑠海さん)が基本しゃべっているだけだったりと、
ちょいちょい残念なところもありますが、
いろんな人の細かな心の動きを本当に皆さんお見事に演じられて、
新選組の中でも今まで主とした人たちの行く末を書かないのも、
個人的には良いポイントだなと思いました。
ここで、土方や沖田などがどうなったかー・・・まで書くと、
ちょっと情報量が多すぎるというか、ごちゃまぜすぎてしまうので、
あくまでも今回は吉村貫一郎という人物が重要なので、
そこを割愛してあるところが石田先生ナイスです。
(そこを知りたい方は「誠の群像」をチェック!)
ということで壬生義士伝はこれにておしまい。
いやぁ・・・よくハンカチじゃなくてタオルを持ってきた方がいいと
見た方から報告を受けていたのですが、本当にそうでした・・・(泣)
周りも鼻をすするくらいの泣いてる方が多かったですね。
今回休憩が35分あるので、
ゆっくりと過ごして二幕のショー、ミュージックレボリューションへ!
待ってましたーっ!
音楽の革命児、望海風斗による
音楽による音楽のためのレビューです!
さっきの悲しい世界から打って変わって
オープニングからノリノリ!キラキラ!そしてカッコイイ!!!
珍しい登場の仕方にびっくりしましたが、
その演出がすごくユニークでグイグイと引き込まれました!
お芝居では中途半端だったカチャもノリノリで登場して、
キラキラオーラを放ちまくっていました!
ショーの中ではラテン、ジャズ、クラシックなどなど、
もうこれでもかってくらい音楽であふれかえっています。
それも結構激しい踊りが多くて、
それをあまり息切れをしないで踊るジェンヌさん方の凄さよ・・・
クラシックとか、曲としても難しいのですが、
それを難なくこなせちゃうから本当にすごいですよね。
ラテンのだいもん・・・めっちゃかっこよかった・・・
ああゆうの大好きなんだよなぁ・・・ラテンのだいもん・・・ほんとに・・・
んで、この場面中、
だいもんのやるしぐさの中でとても好きな一連の動きがあるのですが、
それを見事にオペラ越し(一桁席ながら(笑))に受け取りまして、
完全に天に召された私でした・・・(笑)
銀橋からのあーさの登場でガンガン光りが当たっている中、
ささっと動いた瞬間に飛んでいった汗まで
横目で見て大変かっこよかったでございます(語彙力をなくす)
これが朝美絢か!!!!!!!!!!!!!!!!
端っこ席ではないので、ハイタッチはできませんでしたが、
客席降りの場面もとても面白くて、
銀橋でわちゃわちゃと楽しむ上級生御一行様が
とにかく面白くて、自由過ぎて、めちゃめちゃ元気でした(笑)
永久輝くんたちの場面も本当にすごくて、
誰一人とバランスを崩さずに見事にくるくると回っていました。
雪組のダンサーズも素晴らしいなぁ・・・本当に・・・
そして絶対この場面好きになるだろうと思っていた、場面へ。
正直、白い服を着てみんな出てくるせいもあって、
好きなんだけどなんか余計なことを考えてしまう自分がいて、
感動的な場面じゃないのになんか、泣きそうになりました。
同期での場面も本当に良いですし、
(この日はハートを頭の上で作ってアピールしまくっていました)
歌詞もよくよく聞くと本当に素晴らしすぎて。
本当に音楽があったからこそ結ばれた
今の素晴らしい雪組の世界を見れているというだけで幸せです。
若手メンツによる場面や、とっても色っぽい希帆ちゃんの場面。
(この時のドレスと髪型がめちゃめちゃ好きです)
そしてやはり宝塚と言えば男役黒燕尾の大階段!!!
本当に今回も語彙力を無くすくらいのかっこよさとダンディーさと
イケイケオラオラ感満載でときめきが止まりませんでしたっっ!!
そしてデュエットダンス。
なんだろう・・・もう・・・美しかったんだ・・・
今までずっと盛り上がってるかぁーっ!?!?って感じに
心を熱くさせてくる場面がとても多かったのですが、
最後はとてもしっとりと踊られて、でもそれが良い・・・
希帆ちゃんが階段を斜めに降りてくるのも好きですし、
その音楽で結ばれが二人が本当に幸せそうな感じがして・・・
なかなかお芝居でハッピーエンドになれないお二人だからこそ、
その時間をとても大切にしているようにも見えました。
そしてフィナーレへ!
笑顔も汗も衣装もすべてがキラッキラでとっても素敵でしたねー!
やはりこの全力ですべてがキラキラしているのが大好きです!!!
ということで、これにておしまい!!
どちらの作品もとても刺激のあるものになりました。
これでも、感想を抑えて書いている方です(笑)もっと書けます(笑)
東京では初の一桁席ということで、
マイクを通さない声がずっと聞こえてて、
銀橋渡りの時のだいもんの声を聴けたときは心が幸せしかなかった。
本当にすべてがありがとう・・・すべてにありがとう・・・
マジで今度お手紙書こうかな。
字が下手なので、あまりお手紙って得意じゃないんだけど・・・
お礼を言いたいよ・・・うん・・・
あ、ちなみに公演ドリンク、デザートも頂きましたよ。
どちらともベーシックと言いますか、
特別何かっていうのはありませんが、おいしかったです。