月組 千秋楽 ライブビューイング | 今日歩いた道が未来になる。

今日歩いた道が未来になる。

気ままに始めて今年で12年目。いろいろ書きます。

来た・・・とうとう来てしまったこの日が・・・

 

昨日は月組千秋楽のライブビューイングに行ってきました。

外はあいにくの雨。多くの人の涙のような気もします。

 

最後の美弥ちゃんは眩しいぐらいに美しすぎた。

 

そして、一つ一つのセリフ、歌、ダンス、

すべてをかみしめていたような気がしました。

それがまた・・・本当に素晴らしくて・・・

ただ歩くだけなのになぜこの人はこんなにも美しいのだろうと。

 

 

それではまずはお芝居、夢現無双から。

 

千秋楽だから・・・的なアドリブなどは全くなし。

まぁまぁそれを挟む余裕も全くないお話なので、

ある意味無駄に入れてグダグダになるよりかはよかったですね。

 

特に印象的だったのが、最後の武蔵と小次郎の決闘のシーン。

 

今までは「負けた・・・」みたいな顔をして倒れていたんだけど、

最後は小次郎が少し微笑んでいたような気がした。

 

小次郎は天涯孤独の身であり、

本編では描かれていない、強いゆえの苦しみとかあるように感じ、

それを武蔵との闘いですべて解放された。

 

だから武蔵に負けたというよりも、

負けてやっと解放されたことに安堵したような感じに見えました。

 

少年時代にも同じように鞘を投げ捨て戦った時も

もしかしたらこの時点ですでに覚悟を決めていたのかもしれない。

 

だから武蔵は”ただ強い小次郎”しか見ていなかった。

強いやつに戦って勝つ、ということしか考えていなかった。

 

それ故に小次郎に勝利したとしても何も得なかったと感じたのだろうと

今回のお芝居を見て思いました。

 

脚本とか演出とかまぁ・・・あの・・・アレなんで・・・(汗)

ツッコミどころのある作品故、何回も見てようやく答えが出ましたが、

やはりこの時間ですべてを物語るのは難しかったですね。

 

 

個人的にお通さんがストーk(ry

武蔵の事を追いかけ続けるのが何とも言えなかったなぁ・・・

まぁ、ああでもしないと出てこれなくなっちゃうから仕方ないにしても、

武蔵も好きだけど、彼女の前から「カンニン・・・」と言っていなくなるし。

 

だから、最後の最後。お通にあてた手紙の時。

 

「嘘つき・・・約束したじゃありませんか・・・」

 

ってボロボロ泣きながら言うシーンがあるんだけど、

あの場面になるたびに武蔵酷くね?って思うんですよね。

これだけ慕って追っかけてくる彼女を手紙一枚だけで・・・

だから武蔵にとってお通ってどんな存在だったのかな?と。

 

おめぇが恋しいって言っておきながら自分は修行修行・・・

そして一緒にいたいと追いかけてくるお通・・・

どこに二人の心がつながっていたのだろうと。

 

だから、このシーンはお通には泣いてもいいけど、笑ってほしかった。

 

お通はもちろん彼と一緒にいたいとわかっていても、

やっぱり彼はこうゆう決断をしたのね、

悲しいけど、あの人の事だからこうすると思っていたわ。と。

 

武蔵がぶっきらぼうでこういう形でしか出来ないことを

お通は納得すべきだと思うし、

武蔵も「勝利した暁にはおめぇとともに・・・」なーんて、

くさいセリフを心の中でつぶやくような色男さんなので、

またお互いに数年後ここで会おう、みたいなラストシーンだったら、

手を取り合うことだけが幸せじゃなく、

互いを思いやることがお互いの幸せであった・・・で終われるのに。

 

あんなことしてもまたあの子追っかけてくるよーって思いましたわ。

 

だからすっきり終われないんですよねー。残念ながら。

 

 

この作品はいろんな人が交差していって、

武蔵がどんどん成長していくお話なんだけど、

場面場面で中途半端だったり、深く読み取れなかったり、

逆にめちゃめちゃ良いシーンがあったりして、

全体的に評価のプラスマイナスがあっちにもこっちにも動くから、

良くも悪くも中途半端になっちゃったんだよなぁ・・・今回の作品。

 

まぁ、触れてほしかったけど、触れられないところとか、

そうゆうのは原作を読めってことかもしれませんね。

 

 

 

お次にクルンテープ。

開幕からの美弥ちゃんへの爆拍手が

ライブビューイングの会場に響き渡るぐらいすごかった。

もちろんここだけじゃなくて、常にそうなるんだけど・・・

 

でもどこのシーンを切り取っても美弥ちゃんの美しさは最高潮で、

あらゆる指の先まで美しく、細かな表情も素敵だった・・・

 

美しいというよりか麗しいと言った方がいいでしょうか。

天使を通り越して神様でしたわ。語彙力が失われるくらい。

 

黒燕尾で一人せり上がりのシーンは本当にやばかった。

会場からもすすり泣く声が響き渡っていました。

もうこのお姿が見れないなんて信じられないよ・・・

 

たまちゃんももしかしたらまだ怪我が完治してないかもしれませんが、

どの場面でも全力で踊って美弥ちゃんにもお客さんにも

思いを届けていたのはカッコイイと思いましたね。

 

 

 

そしてさよならショーへ。

ぽっぷあっぷにて光月組長が

「ラストの日がどうなっちゃうかわからないから私を見ないでね~(笑)」

なんて、笑いながら話していました。

 

大劇場の時は「もっと男役美弥るりかをみていたかった!!!」と、

全力で叫んでいた組長さん。

 

今回も挨拶をする前から必死に涙をこらえていました。

美弥ちゃんのプロフィールを紹介した後、

「もう彼女を見ることができない・・・」からの

再び客席からの悲鳴にもとらえられるような涙の嵐。

大劇場よりもよく聞こえていたと思います。

 

大親友の組長さんだからこそ、美弥ちゃんへのメッセージが辛くて、

ぐっとこらえていた方の涙のダムが一気に放流されたようで。

 

また、それに組長さんがとうとう言葉が出なくなり、

大粒の涙を流していました。

そしてまたそれにこちらが涙するという・・・悲しみの連鎖・・・

 

それでもしっかり心を立て直して最後に

「愛の巡礼こと美弥るりか、万歳!!!」と叫んだ時は、

会場からも大きな拍手と笑いが起きて少し暖かな気持ちに戻りました。

 

本当にかっこよかったです。光月組長。

こんなにもお客さんに寄り添い、涙し、

そしてしっかりと言葉を伝える光月組長が大好きです。

 

 

さよならショーは内容としては大劇場とやったものと同じ。

でも、見たはずなのにすごく新鮮に感じてドキドキしました・・・

 

あぁ、楽しいのに悲しいなぁ・・・なんて思ってみていたら、

なんと美弥ちゃんの衣装の第一ボタンが外れているっっ!?

 

こっこっ・・・これダイジョブですかね!?はだけてますけどっっ!?

 

たぶんこれは意図的じゃなくて外れちゃったんだと思うんだけど、

時々、見える・・・と言いますか、見ていいのかと思うシーンがあって、

それがなんともまぁセクシーで・・・(照)

美弥ちゃんらしくてよかったです、ハイ///

 

れいこさんがいないので、テキーラの場面は構成が変わり、

一人一人に答える美弥ちゃんがとにかく優しくて楽しそうだったなぁ。

 

今回のさよならショーはお別れです・・・みたいな悲しい曲ではなく、

どちらかと言えばアップテンポな曲が多く、

最後の最後までお客さんに笑顔になってほしい!!

という気持ちが込められ、

本当に美弥ちゃんらしい素晴らしいショーでした。

 

どの美弥ちゃんも大好きだけど、

やはりグランドホテルとアンナカレーニナは傑作だよなぁ・・・

もうこのキャラクターは美弥ちゃんとして永遠に語られていくべき。

 

 

そしていよいよ退団のご挨拶に・・・

 

音ちゃんもくれあさんもひびきちさんも

本当に素晴らしい挨拶で、しみじみと感じてしまいました。

なんて素敵な方々ばかりなんだろう・・・みんなが眩しすぎました。

 

お花渡しにはなんとトシさん(宇月颯さん)や愛原実花さんが登場。

 

もう・・・トシさぁあああああん!!!ってなったよ(泣)

かれこれ一年前ぐらいですよね・・・退団したの・・・

まさかそこからこんなことになってるとはなぁ・・・

 

そして美弥ちゃんが登場。

お花渡しは・・・なんと、しーらん!!!!(壱城あずささん)

 

うううううううわあああああああああああああああああん!!!

 

って感じです(笑)自分のダムが崩壊されました。

 

まさかの”月組で”あずるりが見れるなんて・・・夢のようです・・・(泣)

 

現地もライブビューイング側からも歓声がすごくて、

星組時代から美弥ちゃんを応援してきた方が多かったのだなと

改めて感じましたね。(自分もその一人)

 

ご卒業されてから本当に綺麗な女性になられたしーらんですが、

美弥ちゃんと並んだ瞬間に男役に戻ったかのようにかっこよく見えて、

やはりあずるりは永遠に不滅だなと。

 

いろんな思いが重なって記憶に残るお花渡しの瞬間でした。

 

そして美弥ちゃんの口から

「今日で男役美弥るりかを終え・・・」と、言葉が出た瞬間に、

再び客席から声が出てしまうくらいの涙があふれ、

それはもちろんライブビューイング側も同じでした。


もう・・・美弥ちゃんが見れないなんて信じられないよ・・・

時はあまりにも無常すぎだよ・・・

 

でも、寂しさはあっても

どこかほっとしてすっきりとした美弥ちゃんのお姿を見て、

悲しいというよりも、本当に長い間感動やときめきをありがとう、と、

逆にお礼の気持ちでいっぱいになりました。

 

今回ばかりはたまちゃんもグッときており、

トップだからしっかりとお客さんに気持ちを伝えなきゃいけないのに、

涙があふれてしまう瞬間が何度もあって、

いつもはニコニコのたまちゃんの心が苦しくなっちゃうくらい、

今回の公演は心身的に大変だったんだなぁと感じましたね。

 

そして恒例の月組大ジャンプでは退団者全員の掛け声になりました。

 

美弥ちゃんが「えっ!うそっ!?聞いてないよー!」と、

完全に素の状態で言ってたのに対してたまちゃんが

「言ってませんよ~っ!(いつものたまちゃんのニコニコ)」

と、お二人の仲良しっぷりが発揮されて

会場からも笑顔と笑いで溢れました。

 

そしてまさかの退団者4名による掛け声の緊急会議(笑)

 

どうしたらいいか迷う美弥ちゃんに提案するひびきちさんに

それいいですねと答えるくれあさんにウンウンとうなずく音ちゃん。

 

もうこの光景が本当に面白すぎてですね(笑)

それも皆さん真面目に会議されているのでさらに面白くて(笑)

 

その様子をいつもなら真ん中に立って見守るたまちゃんが、

すっ!と、右にずれて見守っていたのが素晴らしかったです。

 

そして「月組・・・フォーエバー!」の掛け声に決定。

みんなで大ジャンプをしながら叫んでおりました。

こんなにも仲睦まじい月組が愛おしいです。

 

 

最後、緞帳が下りてからも拍手は鳴りやまず。

しばらくした後、なんとたまちゃんが美弥ちゃんを連れて登場!

宝塚としては異例のトップと二番手の登場です。

もちろんこれには会場も大盛り上がり!!たまちゃんえらいぞ!!!

 

そしてなんと舞台の中央あたりまで行き、ご挨拶・・・と、思いきや、

思わず美弥ちゃんが「なんだか私たち漫才コンビみたいね」と(笑)

それに対したまちゃんが「じゃあ私がボケですね。」

さらに美弥ちゃんが「そうそう。りょうちゃんボケね、私ツッコミで。」

 

もうこのやりとりが本当に可愛くて面白くて(笑)

また時々出てくる美弥ちゃんによる「りょうちゃん」呼びが本当好きで、

本当に仲良しさんだったんだと改めて実感しました。

 

たまちゃんも美弥ちゃんを立ち位置を常に真ん中へ誘導する優しさ。

それに「だめだよ!りょうちゃん!」と、

宝塚の愛の巡礼だからこその掟を守ろうとする美弥ちゃん。

それでも「ぜひとも真ん中へ!」と背中を押すたまちゃん・・・

 

もうとにかくこの緞帳前での二人のやり取りが常に最高でした。

 

そして緞帳前が狭いため、美弥ちゃんがたまちゃんに寄り添い、

最終的には「なんだか相手役さんみたいね(照)」「ウチの旦那です~」

と、夫婦漫才のような形になっていました(笑)

 

お互いの優しさ、思いやり、気遣いがあってこそ、

お客さんにはわからない二人の心からの友情が

最後の最後、多くの人に笑顔と幸せを届けてくれたのだと思います。

 

だから悲しくて辛くて帰り道が辛い気持ちにならず、

二人が見せてくれた一つの夫婦漫才のおかげで(!?)

笑顔で元気になって幸せな気持ちで帰ることができたと思います。

 

本当にありがとうございました。

こんなにも感情の変化が大きい千秋楽は初めてだけど、

今回の千秋楽は歴史に残るほどに本当に素晴らしかったです。

 

美弥ちゃんの退団発表があってから

月組・・・というか宝塚に対しても冷たい目が多かったと思いますが、

最後の最後で何よりもそれを抱えていたのがこの二人であり、

だからこそ、二人で締めくくったのは決して簡単なことではなく、

それぞれの努力のたまものだと改めて思いました。

 

退団のあいさつで何度も美弥ちゃんが「奇跡」と言ってましたが、

本当にすべてが目に見える奇跡であったと思います。

 

最後の最後までこんなにも素敵な気持ちにさせてくれてありがとう。

 

あずるりもそうだけど、たまるりも永遠に不滅です!!!!!!!