だいもんを知り、歌声を聴き、ファンになった時から思っていた。
この人のファントムが見たい。
そう夢を見て、いつか叶ってほしいと願い続けて幾数年。
本当にだいもんのファントムの公演が決まり、
ものすごく嬉しくて、絶対見に行きたかった。
しかし、普段は申し込まない大劇場でも抽選はハズレ、
東京も幾度となく抽選に落ちた。他に手を打ってもダメだった。
ずっとずっと楽しみに待っていた夢は儚くて、遠くて、
悲しみと絶望でファントムのスペシャルCDが届いても聞けなかった。
だけどいつも以上に気合の入る雪組の皆さんを見ていると、
自分が見に行けなくても怒りも悲しみも絶望も無くて、
ただただ、無事に最高の舞台を作ってほしい・・・
だいもんがお稽古場で輝いている姿を見ているだけで、
(夢が叶ってよかったねー!だいもん頑張って!!!!)
それを心の中で願うばかりだった。
で、友の会先着。
朝早く起きて・・・と言うよりも前日がほぼ寝れなくて、
不安と焦りと緊張だったのですが、
チケット取れましたぁぁぁぁぁあああああ!!!
泣きました。まじで。
はしゃいで、泣いて、何度も確認して・・・(笑)
物凄く嬉しかったです!!!
と、言う事で、
ファントムを見てまいりましたぁぁあああああ!!
※ちなみにこの記事は
ライブビューイングに見に行くことになる前に書いたもので、
暴走っぷりをこのまま残しておきます(笑)
いつもの感じで着いて、タカラヅカニュースでだいもんが描いた
理想の一か月スケジュールを拝見。
観劇した翌日に海外へ飛ぶとかだいもんアクティブぅぅ~!
ギターって書いてあったけどしたいのかな?それともしているのかな?
お誕生日もちゃんと書いてあって、だいもん愛が素晴らしかったです。
ぜひ一か月に一度キャトルでお買物させてあげてください!(笑)
もろもろはすでにゲットしていたので劇場内へ。
大好きなオマールのスープを今回は贅沢に2個もゲットして、
一つは幕真のお楽しみに。
もちろんオリジナルのスイーツとドリンクもゲット!
正直今回のはどちらも微妙でした・・・
ドリンクはコーラとカルピスを混ぜ合わせたものなので、
おいしいけど・・・んー・・・まぁ、飲んだことあるような感じで、
スイーツのほうは、あまりぱっとしないというか・・・微妙で・・・
前回食べたクリスマス限定のが好きでした。
そしていよいよ開幕!今回は左側の後方での観劇でした。
もうね、鳥肌。
ずっとずっと見たかった世界が目の前で繰り広げられていて、
夢と現実とがすごく入り混じっていました。
音楽も最高に素晴らしいですし、その音楽に乗せた歌声がもう・・・!
だいもんもきーちゃんも国宝ものですよ!あれは!!
ということで主要メンバーを中心に感想を。
まずはもちろんこの方、ファントム(エリック)だいもん。
申し分なし。完璧すぎた。
悲しさ、寂しさ、儚さがひしひしと伝わり、
ただ一人抱える孤独に嘆く姿がお見事でした。
だからこそのクリスティーヌに会えた時、
光を見たエリックが少しずつキラキラし始めていくところも、
本当に繊細に作り上げていて、とても可愛らしくも見えた。
その分いつも持っているだいもんのパッションが出ないかと思いきや、
クリスティーヌへの思いが高ぶってくると
オラオラァアァァァァー!!って出るからそこがまた良いですね!
見事にその落差や冷静さを取り戻した後での
あの親子の銀橋ソングですよ。
ライブビューイングの時にぐしゃぐしゃになるくらい泣いて、
でも今回はちゃんと見たいから泣かないぞって決めてたのに、
もう涙が止まらんのです。本当に。
今回のお芝居の中でも好きなのは、やはり顔について語るとき。
オープニングの誰にも見られたくない!僕を見るな!という雰囲気から
クリスティーヌに「お顔を見せてください」と言われたときの、
現実と理想と戸惑い。
はっきりと、嫌だ!とも言わず、怒りもせず、ただ少し微笑み強がる。
もうここのだいもんの表情が素晴らしいんですわ。
すごくその気持ちがわかるからこそ、
見ている自分もちょっと辛いんですけど、
そこのエリックの人間らしさが本当に良いです。
とにかく歌声に評価が上がることが多いのですが、
個人的にはだいもんの作る”エリックの人間らしさ”に
ぜひとも注目していただきたいですね。
特に怒涛の後半のシーンは、
表に出てきたことによっていろんな人間と触れたエリックが、
それぞれの人の声を聴いて運命を悟っていく感じも・・・
そうそう、見る前に読んだ歌劇の中で
幼少期のエリックを演じている彩海せらくんのコメント見て、
へーすごいなー!って思ってたんだけど、
今回驚いたのがだいもんもその子に合わせていたところ。
自分の顔を初めて見たときの叫び声(彩海くん)と
エリックが現実に突き落とされたときの叫び声が同じでした。
すごいよ。本当に。
同じエリックだからこそのつながりの強さにも感動しました。
もう語ると長くなりそうなので次へ。
ヒロイン、クリスティーヌのきーちゃん。
天使の歌声という大きな課題がある中、
もう今の宝塚ではこの方しかできないだろうと思うくらい、お見事過ぎ。
最初からレベルを上げてガンガン進んでいく感じではなく、
もう本当に最初はポップに明るく歌が好きな女の子からスタートして、
ビストロの場面で本領発揮するところはまさに見もの。
この役作りがお見事なのです。
だからこそきちんと時が進んでいる形に見えて、
エリックからきちんと教育を受けて
見事にオペラ座で歌えるくらい歌がうまくなりましたよーって感じが
わかりやすいようになっていましたね。
物語ではクリスティーヌは農場からやってきた女の子なので、
その時点でオペラを歌えるようになってしまっては、
エリックの教育の意味がなくなりますからね。
さらにビストロで歌い上げるところも「すごいでしょー!」じゃなくて、
自分の歌声に驚きつつあるところも好き。
そこから合唱が始まって、まさに彼女の夢が始まる感じも・・・
ですが、クリスティーヌの正念場は2幕。
初見なら絶対に思ってしまうクリスティーヌへの感情。
うん・・・この罪を被らなければならないのが辛いところなんだけど、
そこを今回は「ギャー!!」とか「いやぁぁぁぁあ!!」みたいな
なんか、よくあるようなすんごい叫び声じゃなくて
「あああっ・・・!」って立ち去って行ったのがよかったですね。
恐怖じゃなくて、ちょっと哀れみっぽい感じが出ましたね。
ここはもう本当に初見だとどうすることもできないんだけど、
私にはこれぐらいの感じが伝わりやすいかなとも思いました。
だからこそ楽屋へ戻った時にいったん冷静になり、
悲しみを知ったからこそ、彼の元に戻りたいと言ったのかなと。
そして撃たれたエリックに真っ先に駆け寄り、
恋人のように母のように、彼女そのものが天使のように寄り添い、
彼の最期を見届けるのがもう・・・ううううっ・・・(泣)
あの真ん中の二人の愛は誰にも入ることのできない聖域みたいに、
ものすごく特別な空気で包まれていました。
クリスティーヌからあふれる愛がすごかったよ。本当に。
キャリエールの彩風さん。
パパ。もうね、パパ。
ライブビューイングで見た時よりも貫禄が出てて、
いい意味でおじさん化が進んでいました(笑)
エリックに対してまっすぐで、しっかりと受け止め見つめていて、
だけど言い出せない部分も隠し持っているオーラも出てて、
その絶妙な影の部分をうまく作り出していました。
やはり有名なのは銀橋での歌ね。
包み込むような温かい世界観を作り出していて、
この時、泣いていても音が取れるだいもんでも、
少し言葉に詰まるくらい感情があふれて出ていたので、
もう本当に温かい人だったんだなと。
だからそのあとのシーンがものすごくつらいんだけど、
すべてを・・・覚悟を決め、罪を被るところも本当に愛に見えた。
別れのシーンでは、セリフが全くないのですが、
エリックへ言葉をかけている感じもあり、それを想像すると・・・もう・・・・
最後の最後までお見事でした(泣)
シャンドン伯爵の彩凪さん。
申し分ないイケメン。紳士。王子様。
こりゃ女の子たちは彼についていくわーって気持ちがわかるくらい、
本当にかっこよすぎましたよ。
初めてクリスティーヌを見たときは、
いつものように声かけた感があるのですが、
たぶんあの後で徐々に気になっていって、
ビストロの場面がクリスティーヌに会えるのが楽しみで仕方ない!
ってなってるところが可愛らしい部分もあったりして(笑)
本当に二枚目がよく似合うこと!
それからは大きな場面が立ち回りになっていくのですが、
さすが雪組育ちの彩凪さん。剣の立ち回りがお上手なこと!
やっぱり雪組といえば日本物!
日本物といえば立ち回りだわー!って勝手に思ってました(笑)
あとは・・・歌の課題ですかね。
音が苦手なのか歌いにくいのか、はたまた体調が悪かったのか、
このタイミングではわからないのですが、
短い間隔でブレスしたり伸ばしたりしないからちょっと「んん~?」と。
ここを千秋楽までにクリア出来たらいいですね。
アランのあーさー。
意地悪い感じが似合いすぎ(笑)
笑い方とか言い方とか、いい意味で小ばかにしている感じがお見事。
なんか悪いやつけど愛される雰囲気作りがぴったりでした!
カルロッタとのラブラブっぷりもどこか可愛い感じで、
尻に敷かれているというよりかは肩を組んでる感じがあり、
またこれもアラン的にはそう思ってても、
実はカルロッタに尻に敷かれていたという解釈にもなれるので、
本当にちょうどいいポジションでしたね。
フィリップも好きですが、やはりアランのほうがお似合いかな。
カルロッタのヒメさん。
先ほど出たのでカルロッタの話も。もうね、完璧ですわ!
歌声も悪い部分も、カルロッタという人物像をわかりやすいように、
でも、しっかりと作り上げていたので、
なんだろう・・・言い方があっているのかどうかわかりませんが、
役作りが合いすぎて心地が良いと言いますか。
さっきのあーさーのように愛される悪役感が良いですね!
カルロッタの歌もかなり難しいのですが、
それも自分のものにしてる感じがすべてを物語ってますね。
これもヒメさんにしかできないだろうなぁー。本当にお見事でした!
もちろんこの方々以外にもベラドーヴァのひらめちゃんや
若かりし頃のキャリエールの永久輝くんなど、
団体賞並みの皆さん個々のお芝居がとっても素晴らしかったです。
特に、多くを語らない刑事のまなはるさん。
この刑事さんが2幕でのとある一言に込められた意味が、
すごく物語の背景から見えてくるのでそこの気合の入れ方もすごい。
スカステのトークの中でもお気に入りだと言われてましたね。
私も本当にあの時のまなはるさん好きです!!!
陰の立役者。お見事でした。
そしてフィナーレ。
いつもとは少し違う感じもありながら、
振付や音楽が物語からつながっている感じもあり、
明るい曲になったりしてとっても大好きですね。
ロケットの衣装も靴の先っぽまでとっても可愛い、男役群舞もお見事。
演出家からの愛のあるたわしくんと組長さんの銀橋のシーン。
そしてだいもんとエリックが重なり合ったように歌い上げる、
愛溢れる二人によるデュエットダンス。
どこをとっても素晴らしすぎて感動しっぱなしでした。
ライブビューイングでも体感5分と思っていましたが、
生の舞台でもそれぐらいの感覚でした。
とにかく全部が素晴らしすぎます!
語りだすと細かすぎて止まらないくらい!!!!
半年くらいやってほしよー。本当に。
たった一度ですが夢をかなえてくれてありがとうございました。
正直自分は、望みは努力しても叶わないような人間なので、
公演を見るまで、チケットは外れ続け、取らなさ過ぎて、
ものすごく悲しかったんだけど、一度でも見れてよかったと思いました。
買ったファントムのタオルが涙でびちゃびちゃになったよ(笑)
いよいよ千秋楽も近づいてきました。
体調に気を付けて、最高の大大大千秋楽を迎えてください!!