帰って来て、結局また眠れなくて・・・
夜に、たっちにメールしてみた。
スグに電話がかかってきて、たくさんたくさん話をした。
あぁ、今夜はもう眠れないな。
そう思ったので、電話をしながらワインを飲み始めた光華。
ボトル半分いった頃、朝方4時近く。
何を思ったのか、自分でも何が変わったのか分からないけれど
たっちに
「今スグ会いに来て」
そう言っていた。
たっちはスグに来てくれた。
方道2時間近くかけて、車を飛ばして来てくれた。
朝の6時から会ってどうするのだ・・・
と、お互い思いながら。
必然的に、部屋に行って休む事になった。
お互い2日間まともに眠っていなかったので、眠さ半分期待半分。
服を着たまま、ベッドに横になった。
ほんの少しの隙間・・・
たっちが近づいて、腕枕をしてくれた。
光華の緊張はほぐれて、自分の気持ちに気が付いた。
ずっと、こうして欲しかった。
甘えたかった。
強がっていた自分を解き放ちたかった。
たっちはとても優しかった。
こんな始まり方、邪道かもしれないけれど・・・
たっちと光華はこうして急展開で始まってしまった。
女として、久しぶりに認めてもらった気がする。
男として、久しぶりに認めた気がする。
始まったばかりのあたし達。
これからどんな困難や楽しい事が待っているのだろう。
2.10
あたし達の始まりの日。