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落語探偵事務所

落語・講談・浪曲、映画、囲碁・将棋、文学、漫画、その他備忘録を兼ねて綴ります。読みたい本、観たい映画、聴きたい落語、並べたい名局、たくさんあります。書き過ぎでネタバレするかもしれないのでご注意ください。



三上延『ビブリア古書堂の事件手帖7~栞子さんと果てない舞台~』メディアワークス文庫(アスキー・メディアワークス)、2017年、を読み終えました。
半年ほど前に出た最新作で、完結編です。

若い女性古書店主が、店に持ち込まれる古書を巡る事件を解決する物語のシリーズです。
店のアルバイト青年との恋愛、同じく古書店業を営む母親との確執、なども交えて、一体どう決着するのかが分からないサスペンスでしたが、今回完結編が出ました。

いや~、面白かったです。ハロウィンハロウィンハロウィン

以下、ネタバレ無い範囲で綴ります。

今回はシェイクスピアの古書とそのコピーがテーマ。
「コピー」と言っても稀覯書を写真製版したもので、それ自身も価値のあるもの。
そのコピーと本物を巡っての探求と買い付けのバトル、複数のコピーと混じった数冊の中から本物がどれかを当てるバトル、などスリリングさに溢れています。

シェイクスピアの戯曲作品そのものも面白いですが、シェイクスピアの原著を巡る様々なエピソード(小説内の空想の話ではなく実話としてのエピソード)も興味深いものばかりで、シェイクスピアを読み直したくなりました。

女性店主と男性アルバイトの恋ラブラブ、母と娘との確執ドンッも…。

シリーズはこれで完結ですが、著者によればスピンオフ作品の予定はあるようなので、それを楽しみに待ちます。ニコニコ

とにかく面白い小説(ライトノベル含む)を求めている方にお薦めのシリーズです。