蒸し暑い夏の日の朝に、
映画『夜は短し歩けよ乙女』日本、2017年、
を観ました。
大学のサークルの「先輩」が後輩である「黒髪の乙女」に恋をして、彼女に近づくために夜の京都で、先斗町のネオンの街、下鴨神社の納涼古本まつり、大学の秋の学園祭…と追いかけては、謎のドタバタした出来事に巻き込まれていく物語です。
ストーリの展開がアクロバットで、テンポも速く、テンションも高くて、「先輩」と同様についていくのは大変でした。
アニメのキャラクターデザインは、書籍のカバーデザインで現代的でありながらどこかノスタルジーを感じさせるイラストが印象的な中村祐介の手によるものです。
中でも「黒髪の少女」のキャラクターは魅力的で、
久しぶりに
「アニメのヒロインの女性に恋をする」
気持ちになり夢中になって観てしまいました。
京都の街中を幻想的に描いているのも面白かったです。
荒唐無稽な物語ですが、繰り返し観たくなる中毒性がありそうな作品です。