某新聞社に勤務する、大学の先輩から聞いた話です。
ある海難事故の○回忌法要の取材で、事故の起った海域で供養の花束を落とす船に同乗したそうです。
一通り供養も終わり艦尾で一服していると、海に残る白い航跡の中に、何か目に付く物がありました。
「???まさか…人!?」
目を凝らすと、波の中に女の姿がありました。
女は波間を滑るように暫くついて来たが、その内にかき消すように見えなくなったそうです。

↑想像図
話の流れからすると、当然海難事故の犠牲者か?と思いましたが、その事故には女性の被害者は居なかったそうです。通りがかりの霊だったのでしょうか?