現在、介護保険を利用せずに自宅で身内の介護をされている方やその家族のみなさんなどなど、興味のある方は目を通してみてください。おそらく分かりづらい文章なうえに専門用語も入っているので疑問符だらけになるかもしれませんが、ご質問はコメントでお答えしますねf^_^;
ちなみにこれからお伝えする内容は、仕事のほんの一部です^^;
短期入所生活介護施設(ショートステイ)とは
①在宅介護の延長サービスとしての位置づけ。
・1泊2日から利用対応可能。食事・入浴・排泄等、生活全般の介護や看護を中心として提供する場所。
・ドア1枚で区切られているだけの開放的で、ご家族も面会にも来やすく、職員との距離が近い環境であるという反面、いかにご家族の要望や苦情を受け入れ、柔軟に対応していけるかが問われる場所。
・たとえば日頃から利用されていた方が入院し、本日退院となったが自宅での介護が困難な場合。老健施設は診療情報や看護サマリーなどの情報の他、入所の受け入れができるかどうかを医師の判断のもとで検討する必要が出てくるが、ショートステイの場合は治療の必要がなく空床がある以上はある程度受け入れる方向で考えていく。
※当施設を利用したことがない方であればしっかりした情報がなければ当日の受け入れも難しくなる。
②老健施設に併設されている当施設の場合、どうしても老健と比較されることが多い。
・受け入れる利用者の人数が20名弱と少数な分、より丁寧で手厚いサービスを心がける必要がある。
・良質なケアと少人数での介護・看護にあたるので、いかに効率的に業務に当たれるかが求められる。
③どんな時にショートステイは利用されるのか。
A ご家族が利用したい場合
・介護疲れがある。
・今までは自宅で介護してきたが(認知症の出現やADL低下等により)大変になってきたので定期 的にショートステイでお願いしたい。
・休日にゆっくり休めない。自分の用事ができない。旅行に行きたくても行けない。
・デイサービス、デイケアサービスに行っているが、朝夕の送り出しと帰宅時間に合わせることで時間的な制限が出てきてしまう。
B ご本人が利用したい場合
・主で介護している家族への気兼ねから。
・主で介護している家族の対応に不満・不安がある。(肉体的・精神的)暴力を振るわれる。
・一人暮らしで生活できていたが体調を崩してからは生活がままならない。
C ケアマネージャーから勧められる場合
④ご家族、ご本人双方にとってショートステイを定期的に利用したいと思っていただくために。
・「施設とご家族との信頼関係」「施設とご本人との信頼関係」が大事。
利用者ご本人にまた来たいと思って頂けるような環境作り、施設職員との利用中の遣り取りも重要。第一印象が悪いとその後の利用がないことも。
・ご家族の中には、自分の身内を施設に預けてしまったという、うしろめたさを感じている方もいるので、その不安を払拭できるような利用状況の報告ができるとリピーターに繋げられる。
・利用したご本人からそのご家族へ「また利用したい」と言って頂けるように、施設の一日の流れに沿った中にもご本人の体調や気分に合わせた環境作りが大切。
・入浴していただく曜日設定や受診の付き添いの有無、利用料金、提供する食事の種類や療養食の有無、送迎の時間帯など、ご家族と施設側で食い違いになりやすい場面は、事前に相談員やケアマネからご家族に伝えておく必要がある。
⑤トラブルが起こった時の早期対応、早期解決が大切。
・衣類や生活雑貨類を紛失した時の早期発見、早期対応。すぐに見つからなくても一生懸命探しているという姿勢を見せる。
・転倒、転落による骨折事故への早期対応。
・急変時の早期対応。併設病院への受診。ご家族への連絡。→事前に急変時の対応病院をご家族と相談。
⑥家族の不信はどのようにして生まれるかを理解しておく。
・介護上のミス等があった場合、スタッフが素直に謝らず、言い訳をしてしまう。
・説明が不十分。
・スタッフが施設側の言い分だけを説明し、家族の事情を聞こうとしない(汲み取らない)。
・トラブルにつきものなのが記録不足。何でも記録しておくことが重要。
⑦その他。
・委員会(ヒヤリハット委員会、接遇向上委員会、感染症対策委員会、褥瘡委員会、身体拘束委員会)で定例会議を行ない、そこで協議した内容を全体会議で発表し、また各部署に持ち帰ってマニュアルの作成などに反映させる。
⑧最後に。
併設のショートステイは「個」で成り立っているものではないため、トラブルの大小に関わらず、併設老健・病院、ケアマネ、ご家族への『報連相』が大切となっている。
















