北海道遠征当日の朝、あらかじめまとめておいた荷物を車に積み、
ママと娘に行ってきますをしてからアフロをピックアップする為に家の駐車場を出ました。
駐車場を右に出て一個目のT字路を左。
そのまま坂を上っていくと一個目の一時停止が見えてきます。
目の前には割と交通量の多い道路が走っているんですが、
いつもの様に一度停止して、左を見て、右を見た瞬間にミサイルが直撃しました。
目の前に流れる道路は緩い坂になっているんですが、
遅刻しそうだったんでしょうかね?登校途中の高校生が歩道を全力で走って来て、
そのままの勢いで停止線で止まった僕の車のFバンパー右サイドに直撃。
右を確認すると同時にドスンという音がして、
次の瞬間フロントガラス越しに目の前を右から左へ男子高校生が飛んでいきました。
直ぐに助けに行き体に異常がないかを確認。
車とチャリを道路脇に停めて改めて救急車の手配が必要かどうかを聞きました。
とりあえず110番して警察を呼び事故の実況見分っぽい事が始まったんですが、
幸いな事に高校生は頭などは打っておらず、救急車の必要もないという事になり、
親御さんが現場に来ても僕の車にチャリが突っ込んだとの話しをしなくても、
車を見れば現場の状況が把握できたようで、現着するなり逆に子供を叱ったぐらいなんですが、
どーにも解せないのは、警察に言わせると僕が加害者で高校生が被害者であると言われた事。
こっちは間違いなく一時停止しているし、してなきゃ前の道路を走っている車にぶつかるし。
停止線の位置から見たって、そもそも歩道を走っていなければこんな事故は起きなかった訳で。
そりゃピタッと止まって一切動かなかったかと言われたら、
一瞬の事だったのでほんの少しは動いていたかもしれませんが、
間違いなく停止線の手前で止まったのは車を降りてすぐに確認済なんです。
どーにも納得できなかったから自転車って歩道は走っちゃダメなんですよね?
って質問してみたら、前を流れる道路が優先道路でこっちは枝。
それから自転車は交通弱者だと言われました。
もしこの後高校生が体の不調を訴え病院に行ったともなれば、
僕は人身扱いになり5点減点になるそうです。そんなバカな話しってあるか?
親御さんが病院は大丈夫ですって言ってくれたからいいものの、
それにしたってぶつけられたのはこっちなんだし、
逆に傷が入っちゃったバンパーをどーにかしてほしいぐらいなんだけど、
ホイールの曲がったチャリの修理をどーするかだの、
どういう感じでぶつかったの?だの、相手の子の話ししか聞こうともしません。
飛行機の時間もあったので早めに事故処理を済ませてもらい、
迷惑をかけたのか、かけられたのか微妙でしたが、
親御さんと息子さんに改めて謝罪をし(今思えば謝ってほしいのはこっち)
もし今後何かありましたら連絡下さいと住所等の交換をしてアフロの家まで向かいました。
もうね、一気にテンションだだ下がりで、
とりあえず空港までの往復はアフロに運転をお願いし、
僕は助手席で20年来お世話になっている保険会社の担当さんに電話。
イロイロ話した上で、向こうが何か言って来ない以上、
こちらから出向かないでも良いとアドバイスされて少し落ち付きました。
その後は無事に飛行機で北海道へ飛んだんですが、
今思い出してもあの警察の対応には腹が立ちます。
自転車は歩道を走っちゃダメなんですよね?ってくだりで、
軽くはぐらかされたのが解ったのでもう一度聞き直したら、
「自転車は交通弱者」でかたずけられた。
こればっかりはどーにも納得がいかないです。
ただ、高校生の飛びっぷりが凄かったので、
左Fタイヤの横にドチャって落下した時は流石に焦りましたね。
ホントたいしたケガが無くて良かったと思います。
もし万が一なんて事になってたらそれこそ大変な事になってた訳ですから。
楽しみだった北海道に向けて家を出発して5秒で事故。
ご近所さんのギャラリーもたくさん集まっちゃってホント大変でした。
ブログを読んでくれた人達から何があったん?って連絡をたくさん頂きましたが、
これが今回の旅の始まりでした。もうまさに出鼻挫かれまくり。
黒い部分は自転車のタイヤが直撃して横にずれた際についた痕。
写真じゃ解らないけど付近にはコンパウンドでは絶対消せないような深い傷が多数。
接触直後はバンパーの端っこが軽く外れてました。
納車されて間もないウチの子は、元気のいい高校生のチャリによって早くも傷物になりました。
でもまぁ人も車もこの程度で済んでホントに良かった。
千歳空港のカップ会場ではFB等を見て事情を知っていた大先輩の皆さんに、
対チャリンコ事故あるあるだねとも言われたので、
やっぱり似た様な経験をされている方も多い様ですね。
世の中突然何が起こるか分りません。
皆さんも車の運転には十分にお気を付け下さいませ。