娘婿からお裾分けとして、福井鯖江の大黒屋「水ようかん」をいただきました。マツコの出演するテレビ番組を見て、我慢できずに取り寄せたとのことでした。



 福井県では、古くより冬に炬燵に入って「水ようかん」を食べる風習があるとのこと。これまで何度か福井県を訪れ、越前蟹や越前そば、羽二重餅を食べできたのに、迂闊にも冬の「水ようかん」は知りませんでした。



 私がいただいたのは黒糖を使ったもので、黒糖独特の甘味がかすかに漂う“水ようかん”で、口の中でスッと消えていく食感がいかにも潔い感じがしました。




 確かに雪国で炬燵にこもっていただいてみたいと、北信濃での5年間の生活を思い出したのでした。