先週尾瀬に行って来ました。色んな高山植物を見て来ました。その中の一部です。
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学名、リリウム・スペキオースムは美しい百合と意味で、今から180年前の1830年頃に日本に来ていたシーボルトが、球根をヨーロッパに持ち帰った。その球根から咲いた花の大きさと美しさに当時のヨーロッパのかなり驚いたそうである。私もカノコユリの花は美しいと思う、ヤマユリほどの大輪では無いが、直径10cmは有る鹿の子模様が入った赤紫色の大輪の花は、目を引く。開花時期は7月中旬から8月とユリの中では遅生の方でほどんどの百合の花が咲き終わって寂しく成った頃に咲いてくれるので百合好きにはありがたい存在だ。         to2002さんのブログ-カノコユリ
 カノコユリの花は、花びらをくるりと反り返らせて手鞠の様に下向き付ける、球根も大きく成ると花数も多くなり10個以上も付けかなり目立つ。花の色は赤紫で淵が白く鹿の子模様が入るが個体によって淡い赤紫色の物から色の濃いのもある。白花の品種も有り、花粉が赤褐色のシロカノコユリと黄色の峰の雪と言う2系統が在る。
 草丈は大きく成ると2m近くに成り、笹の様な形で笹より少し肉厚で柔らかい感じの葉を互生させる。
 カノコユリの野生のものは、日本以外に台湾と中国にあるそうだが、まだ私は見たことがない。
日本では九州と四国に自生地が有名で、九州の西海岸と甑島列島に自生する茎がまっすぐ直立するシマカノコユリと四国と長崎県の西彼半島と九十九島に自生する茎を弓なりにするのが特徴のタキユリと言うのがある。そして開花時期がタキユリの方が少し早い様である。
さてこのシマカノコユリとタキユリは、絶滅危惧種の中の入っていて一部の山野草業者のカタログにたまに出回る位で中々入手出来るものでは無い。
 しかし、赤カノコユリ(カノコユリあるいは、内田カノコユリと言う商品名で販売されてる事もある)と白カノコユリは、10月頃からホームセンターなどで売られていて簡単の購入出来る。これらのユリは、野生のカノコユリから良い系統のものを選抜して来たので交配種では無い、立派な原種のユリなのである。
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              タニマユリ

 コオニユリの球根はユリの中で一番美味だと言われている。今、スーパーで正月料理の材料のユリ根として売られているのは、ほとんどがコオニユリの球根である。昔は、オニユリの球根がはとんどだったそうだが、今は、コオニユリだ。
 前に私が正月料理で余った、ユリ根を庭に埋めてみたら、夏にコオニユリの花が咲いた。家庭菜園で食用ユリ根として売られている、「白銀」と言う品種はコオニユリを改良したものである。
 コオニユリは栽培しやすいユリだ。水はけが良く、日当たりの良い庭に植えたらだいたいは、上手く育つ、ただし西日が当たる場所は駄目だ。
 球根を植え付けるのと植え替えは10月頃が良く、球根を植える深さは、球根の高さの2倍位土が被る程深くする。繁殖するには、分球、木子、りん茎刺し、種子がある。木子は、地中の茎の周りに着く小さい球根でこれもムカゴと呼ぶ人もいる。植え替えの時にこれを外して植える。りん茎刺しは、球根を掘り上げた時に外側のりん片を1枚ずつ外してこれをバーミキュライトを用土にした、苗床に刺して増やすやり方である。りん片の頭が少し出る位に刺して置くとやがて下から小さな球根が発生し、1~2年かけて大きくなるのでその球根を植える。
 種子を蒔いて増やすのは大変である、花が咲くまで5~6年もかかる。
鉢植えにするには、7号鉢位の大きめの鉢を用意し、底にゴロを入れて山野草専用の用土に植える。
鹿沼土4、軽石砂3、赤玉土2、ピートモス1の割合でブレンドした土でも良い。鉢植えも球根の高さ1個分土が被る位深く植える。ユリを植えた鉢は、西日の当らない日当たりの良い場所に置いて管理する。to2002さんのブログ-タニマユリ