to2002さんのブログ-オニユリ
 私には前から栽培したいと思っていた、百合があった。それはオニユリである。私が一番好きな百合である。オニユリは真夏にオレンジ色の花を数多く咲かせるその姿から鬼の赤ら顔を連想させる為この名が付いた。別名テンガイユリとも呼ばれる。これは花の形が仏像の上にかざす衣笠の天蓋(てんがい)に似ている為である。
 オニユリの草丈は1mから2m位で茎に黒紫色の点々模様がある。葉は線形状で互生させる。また葉の付け根に紫色の珠、ムカゴを付けるのも特徴で日本に自生するユリの中ではオニユリだけである。
 オニユリの花の大きさは直径10cm位で花弁をくるりと反り返えらせ下向きに付けて、まるで手毬の様である。花の色は朱色からオレンジ色で濃い赤紫色の斑点がある。
花の数は10個から20個で7月から8月の上旬かけて咲くので、農家の庭先にヒマワリと共に咲いているその姿は夏の風物詩である。
この日本全国何処にでも見られるオニユリのほとんどが3倍体の為、種子で繁殖する事が出来ない。
 オニユリは大昔食用にするする百合として大陸から伝えられ、球根の分球、ムカゴや木子、りん茎刺しなどのクローン繁殖で増やして栽培し続けてそれが日本全国に広がっていったのである。