まず私は近所の花屋でクロユリの球根を買って来た。最初花壇に植えるつもりだつたが、鉢植えにして育てた方が良いと球根に書いてあったので鉢植えにして育てる事にした。この時はなんとか春に立派な花が咲かせる事が出来た。そのクロユリの花の咲いた鉢植えを見た近所の奥様達は「これ、クロユリでしょ、珍しいわね」と言った。
クロユリは最初の一年目は結構簡単に花を咲かせる事が出来るものである。
しかし、このクロユリ、名前にユリと付くが本当は百合で無いらしい。
私は最初、クロユリは百合の仲間だと思っていた。姿がユリに似てるし植物図鑑にはクロユリはユリ科だと書かれているからだ。
しかしクロユリはユリ科、バイモ属、他のユリはユリ科ユリ属に分類されるのでクロユリはユリの一種では無いそうである。
クロユリは本州以北の高山に自生するミヤマクロユリと北海道の低地に自生しているエゾクロユリに分けられ、北海道の低地に自生するエゾクロユリの方がわりあい育てやすいのでこちらの方がよく栽培されている。園芸店でうられているのもエゾクロユリの方である。
しかし、それでもクロユリの栽培は難しく何年も続けて花を咲かし続けるのかなりの技術が必要で私なのどは未だに成功していない。
クロユリの黒くて小さな花を咲かせる姿はとても清楚で可憐だ。
クロユリは石川県の県花に成っていて、戦国武将の佐々成政や淀君などの伝説を知る人も多いだろう。
また「黒百合は恋の花・・・・」と言う歌い出しで始まる有名な歌もあり、話題に事欠かない花でもある。
しかしこの清楚なクロユリの花の匂いははっきり言って悪臭である。動物の糞尿の匂いのようだ、これでは、クロユリのイメージダウンに成ってしまう。クロユリは昆虫の少ない高山に自生する為、受粉してもらう昆虫がハエなので当然花はハエを呼ぶためハエの好きな匂いをはなつ。だから我々人間には悪臭に感じる。そう言えば、クロユリの花が黒いのもハエの目に付きやすいからなのか?
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