ザ・ベンチャーズ、・・・おそらく、団塊世代と呼ばれてる方々、また、その近辺世代で「わたしじゃないわよ」、「ぼくじゃないよ」と右往左往されてるオジサン・オバサマ方の中でベンチャーズの名をご存知ないと言われる方は殆んどおられないのではないでしょうか。
それくらい日本ではお馴染みのインストゥルメンタル・ロック・バンドです。
結成は1959年、そして初来日は1962年となってますが、日本で人気が出たのは2回目の来日、ドン、ボブ、ノーキー、メルの4人で行った日本公演からです。
それから約50年、バンドリーダーのドンも間もなく80才になられるそうですが、今もなお元気に活躍され、世界各国の根強いファンから愛され続けています。
もちろん日本でも、ご当地ベンチャーズと言われるコピーバンドが各地に存在しているように、その人気は衰えてはいませんよね。
ところで、ベンチャーズの出発点は?と言われますと、それは、50年代末の、ボブ・ボーグルとドン・ウィルソンとの出会いからということになります。
そして、ともに音楽に興味を持っていた二人は急速に接近、さらに二人とも、多少ギターが弾けたこともあって、早速、ギター・デュオのようなものを組み、地元シアトルのクラブなどで演奏するようになっていきます。
そうこうしてるうち、今度は、そのシアトルで当時カントリー界の大物バック・オーウェンスから誘いを受けて、その地に拠点を移していた同世代のミュージシャン、ノーキー・エドワーズと知り合うことになります。
その直後でしょうか、彼らは自主制作というスタイルで、チェット・アトキンスのアルバムに収められていた「ウォーク・ドント・ラン」を録音、リリースしています。
これが、大ヒット。
1960年の夏には、全米チャートの2位まで上昇するという驚異的な成功を収めることになるんですよね。
念のために書いておきますと、これは、ビートルズやローリング・ストーンズ、ビーチ・ボーイズらが新しい大きな波を巻き起こす前のことです。
60年代のロック文化のなかでベンチャーズが語られることはあまりありませんが、エレクトリック・ギターを核にした少人数の編成による演奏のスタイルが確立される過程で、彼らがそのことに果した役割の大きさには計り知れないものがあるとふうちゃんは思っています。
