高校を卒業し、サービス業に就職したが、あまりにもハードな仕事に加え、当時の上司から今でいうセクハラに遭っていたことから体調を崩し、1年ももたずに辞職。体調を崩したことは両親に伝えたが、セクハラのことは言えなかった。うちは‘働かざる者食うべからず’で、毎日のように嫌味を言われていたので、ものすごく居づらかった。
のんびり休んでいる間も無く、数日後にはアルバイトを見つけてきた。あまりメジャーではないコンビニエンスストア、朝の9時から夕方5時までで週に6日間、時給は確か600円ぐらい。接客に品出しにレジ、ここでの仕事は楽しくて、数人いたアルバイト仲間も年齢が近かったせいか、
みんな仲が良かった。そして、ここで出会ったのが、たぶん今までで一番好きになった人。
同じ年齢の納入業者の人だった。その人の休みが平日だったので、私もそれに合わせて休みを取るようにした。アルバイト仲間にも、店のオーナーにも内緒。もちろん両親にも。店では毎日のように顔を合わせていたけれど、話が出来るのはほんの数分だけ。彼も仕事中だったしね。
そんな時間が楽しくて、休みの日に一緒にいられるのも、本当に幸せな時間だった。
そんな中、時代は昭和から平成へ、、。
私はいつまでもアルバイトという立場でいることに不安を感じ、本格的な転職活動を始めた。
事務経験なんて無かったけれど、とりあえず事務系を募集していたところ4箇所に履歴書を送る。
そのうちのひとつ、唯一採用通知が来たのが宇宙人の生息地だった。これが長い長いトンネルの入り口だったのかもしれない。


チューリップ赤今日もお読みいただきましてありがとうございます。日々、お仲間さん達のブログにお邪魔し、記事を読ませていただくうち、今まで気づかなかったこと、あれはそういうことだったんだ、、というようなことに気づかせていただいています。
本当にありがとうございます!
皆さま、今日も穏やかに過ごせますように!チューリップピンクチューリップピンク