わたしは小さい頃、
字を書くのがとっても好きでした。
字の綺麗な先生の黒板の字を真似たり
漢字練習帳に何ページも字の練習をしたり。
でも実は、子どもの頃、
字を習ったことはありません。
自発的に、〇〇が好き!〇〇がやりたい!
と言える子どもではなかったんです。
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わたしが子どもの頃習っていた
ピアノを例にあげます。
わたし練習が、ほんとに好きではなくて。笑
ピアノ練習しないと!
と、母に強く言われるまで、
なかなか自発的には
練習していなかったように思います。
中学入学までピアノを習っていましたが
大人になった今、好きな楽譜を買って
楽譜を読んで、弾く、くらいの
知識と技術しかありません。
次に書きますが、ピアノを習うことが
自分の好きなことを見つける
きっかけになったので
習わせてくれていた両親には
本当に感謝しています。
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ピアノ教室は
中学校で部活に力を入れたくて
辞めてしまいましたが
小学生の頃、音楽の先生に
学芸会で歌う歌の伴奏を任せてもらってから
伴奏をすることがとても好きだったので
伴奏者は、高校卒業まで
自らやりたい!と立候補をして、
ピアノ教室で出されていたより
はるかにプレッシャーのかかる練習も
自らの意思で
続けることができていました
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家での練習には限界があったので
休み時間に音楽の先生にお願いして
音楽室で練習したり。
部活に力を入れたくて、と書きましたが、
部活の手を緩めることなく
勉強も疎かにせず
練習できていたんです。笑
それは、なぜか。
わたしは伴奏が好きだったから。
答えって、シンプルなんですよね。
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わたしが今通っている習字教室は
先生がとっても厳しいです。
始めたばかりの低学年の子が
泣いてしまうこともあります。
でも、そんな厳しい先生のもとで
大人になるまで続けている
生徒さんがたくさんいます。
なんで、続けられるんだろう、と
皆さんを見ているとやはり、
字を書くのが好きなんだろうなぁ
と、感じます。
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字を書くのが好きだから
先生に厳しく言われても
もっと練習をがんばりたい!と思う。
字を書くのが好きだから
上手に書けるようになりたい!と思う。
親や先生に、練習しなさい!
と言われるからやる、のではなく
好きだからやる。
好き、という気持ちが
上達を後押ししているように見えます。
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我が家には、5歳と1歳の娘がいるので
娘たちはどんなことが好きなんだろう?と
日々観察を続けています。
みなさんの、お子様は
どんなことをするのが好きですか?
お子様に好きなことを聞いてみて、
(名詞を言ったとしてもOK)
それを、細かく動詞に変換して
子どもが好きな行動に結びつけられたら
少しはお子様の好きなことが
見えてくるかも?しれません。
実際にわたしは大人になってから
何がやりたいかわからない時に
たくさん自分の好きなことを書く、
という作業をして
自分の好きなこと探しをしていました。
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ことのは書道教室は、
書道を知るきっかけになる場所
字を書くのが好きな子が
字を上手に書くポイントを知って
自分の好きなことを
得意なことにできる場所
字を書くのが好きな子が
とことん自分の好きなことに
向き合える場所
を、提供します。
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そして、
〇〇したい!と自発的に言える
お子様を1人でも増やすために
月に1回
こども心理書道を取り入れて
書道を行っていきます。
近々、こども心理書道についても
ご紹介いたしますね。
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