名人戦第4局が始まりました。後手番の森内名人、またまた羽生挑戦者の攻めをあえて引っ張り込むような受けの勝負手(?)が出ました。別に追い詰められてひねり出したわけではないし、この戦いが終ってみないとこの手の善悪は分らないのでしょうが、この一局の命運を託するような思い切った手だという点では早くも勝負手といっても良い様な思い切った手なのではないでしょうか。羽生挑戦者はこの先とにかく攻めていくしかありませんが、下手すれば切らされてしまうし、駒を渡せば反撃が厳しそうです。名人の研究も深そうですし、羽生挑戦者は攻めきることができるのでしょうか。ニコ動解説の野月7段は自分だったら攻めて行っても切らされそうだ、と言っていました。挑戦者も長考のまま封じ手にしました。明日は朝から戦闘開始です。羽生挑戦者も先手番での攻めを切らされたらもうこのシリーズ勝てる気がしなくなるでしょうね。どんな構想で攻めていくのか、ある意味羽生将棋の真価が問われる局面だ、と言ってもいいのではないでしょうか。最近、持ち時間の長い将棋での評価に少し疑問符がつきつつあるところですからね。ここら辺で見ているものを唸らせる構想、アイデアを見せてもらいたいところではあります。とはいえ、森内名人相手に単純に攻め切って勝つなんてことはありえないんでしょうが。果たして羽生挑戦者はうまい攻め筋を発見することができるのでしょうか。今夜は眠ることができるんでしょうか。
私は今夜もブラームスを聞いて眠るとしましょう。シノーポリ、クレーメルによるブラームス・ダブルコンチェルトのライブ映像がありました。この綺麗なチェリストは初めて見る人です。
http://www.youtube.com/watch?v=Imr09VJkSSY
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