あれは自分が幼稚園時代の話です。

男の子なら誰でも一度はあこがれるであろう『スーパー戦隊

シリーズ』。勿論自分の所も休み時間ごとにヒーローごっこを

するのがトレンドでした。

そんなある日、近所のデパートにそのヒーローがやって来る

いわゆる"ヒーローショー"が行われるという話を聞いた自

分は親に必死に懇願し、連れて行ってもらえる事になりまし

た。もう当日まではクラス中みんなその日の話題で持ちきり

です。そして当日、たくさんの親子連れが集まる中ヒーロー

ショーは始まりました。

まず一階の特設ステージに登場したのは敵サイドの怪人と戦

闘員の方々。掴みとして子供達とのアドリブでのやりとりなどを

行います。そして程よく会場が暖まった所で一番前の席の子を

ステージに上げて「連れ去ってやるぞ~」的なセリフです。

さあ舞台は整いました、いよいよヒーローの登場です。

「そこまでだ!怪人!(名前は忘れました)」

勇ましい声と共に2階のバルコニーにヒーローが現れました。

おなじみのBGMもかかって自分もテンション最高潮です。

「今いくぞ!とうっ!!」

そう叫ぶとヒーロー達は、









いそいそと階段を駆け下りて、





一階のステージに上がり、









「とうっ!」の掛け声と共に決めポーズ。









「とうっ!」じゃねーよ!!(/TДT)/






『人間は空を飛べない』

ヒーローが階段を下りてきた事実を目の当たりにして、

自分は大人の階段を登ることが出来たのでした。

ありがとう!









『太陽戦隊サンバルカン!!』



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