三たびBonjour! こんにちは。午後4時過ぎ、フランスのボルドーに到着しました。天気は晴、気温は31℃、やっぱり全然涼しくありません!

 

●朝の散歩から

今更わかってきたこと。ヨーロッパの街には必ずカテドラル(教会)とプラサ(広場)がある。ということで、電車の発車時間まで、ビトリアのカテドラルとプラサを散歩してみました。

駅前通り、午前8時、今日は日曜の朝です。
本日のビトリアの日の出は8時15分
青信号
赤信号。こんなにたくさんの信号、厳重だなーと思ったら、
見慣れてきたヨーロッパ名物が走っています。
カテドラルは丘の上にあるため、複数の屋外エスカレーターが設置されています。
緩い階段を登って、
ビトリア、サンタマリア大聖堂に到着。誰もおらずとても静かです。
少し下っていくとプラサ。
きれいな街ですが、
使用後って感じですね!そういえば昨晩は土曜の夜でした。あちこちで清掃車が活動していました。次回はここで飲んてみたいです!
こんなスペインのはずれでも日本料理店が。ただこの絵の意味はよく分かりません(笑)。

駅に来ました。ここから、フランス国境に接した街、irun(イルン)行きの快速列車に乗ります。おー、おじさんの足がなが~い。

 

ところで、乗ろうとする列車の行き先表示が途中駅のサンセバスティアンとなっており、イルンではありません。念のためアプリの時刻表で再検索すると、イルン行きと表示されます。きっと同じこの車両がサンセバスティアンから行先をイルンに変えて運行されるのでしょう。日本でもよくあることです。

と思って、検札にきた車掌さんに聞いたところ甘かった!やはり途中までしか行かないらしい。ただ幸いにもその終点の降りた同じホームからセルカニアという近郊列車に乗り換えればイルンに行けるとのこと。田舎ゆえ列車本数も限られている中で、海外での安易な判断を反省しました。(セルカニアはユーレイルパスでも乗れるのですが、私の調べ方が悪いのか、アプリの検索には上がってきませんでした。)
 
この電車の終点、サンセバスチャンに到着。ここで同じホームから(便利!)セルカニアに乗り換えます。
ホームをぶらついていると、見たことない言語が。この辺りではバスク語という言語がメインのようです。バルセロナではカタルーニャ語がメインで、スペイン語、英語の順でした。ここではバスク語、スペイン語、英語の順です。
 

乗車するセルカニアの列車が到着しました。

30分位でイルン駅に到着
日本の地方にもありそうな雰囲気です。
 
さて、これからお楽しみがあります。なんとスペインとフランスの国境を歩いて渡るのです。もちろん国境を歩いて越えるなんて初体験。島国の日本では考えられないことです!
イルン駅から北に向かって歩いていきます。

国境の橋に到着しました。地図上では、川の真ん中に国境線が引かれています。

しかし、真ん中付近にはモニュメント的なものは何もありません。

多分ここ?先はフランスなんですが、表示はスペインの地名です。シェンゲン協定で入国審査等がないのはわかっていましたが、あっけないですね。国境はどこだ!?と興奮しているはおじさんだけ。車も他の方々もフツーに往来しています!

橋を渡った先にやっとFRANCEの文字が・・・

フランスの南西端、Hendaye(アンダイエ)駅まで歩いてきました。国境を歩いて渡る企画、あっけなく終了です。
ここからフランスのTGVイヌイ号に乗ってボルドーまで参ります
時間通りに走らないとかフランス国民に色々言われているTGVですが、現在2度目の停車中です。たぶん停車の原因を説明しているのであろう車内アナウンスはフランス語のみでわかりません。ノロノロ運転もしばしば。1週間前にバルセロナまで乗った時も同様のことがありました。とは言え、もはや遅延さえも楽しみます!時間ができたので、初、カフェテリア車両に行ってみました。
カウンターで注文
席は2人掛けが全部で3つ。
計6人が座れる席は全部埋まっています。
立ち席カウンターでフランスビールをいただいてみました。
約30分遅れでボルドーに到着
ここもまた無茶苦茶暑いです。ホテルまで約2㎞。日差しはセビージャと同じような状況です。例によって街にはトラムが走っており、切符はカードで購入できそうなので、サクッと買って乗ってしまいました。だいたい心得ました、ヨーロッパの都市交通の乗り方。トラムもバスも地下鉄も多くは共通券、料金は距離より60分とか90分とかの時間制が多く、時間内なら乗り換え可、近郊なら最安値切符でそこそこ行ける、買ったらOKではなく必ずバリデーション(機械にタッチ、または差し込み)する。これだけ気にしていればなんとかなる!
 
●本日のホテル
「イビスバジェット ボルドーサントルメリアデック」
1泊 ダブルベット 朝食付き 69€ スーパーは斜向かい徒歩3分
 
●夜の部
ボルドーの観光名所 水鏡です。
この横に長い建物はどうなっているのだろうと近づくと・・・
あっ、つながっていない!
たまにこんな演出が。
中央の人だかりは観光客ではありません。音楽を流して踊っている若者たちです。彼らがどのような意図で多くの方々が写真を撮っているド真ん中で踊っているのかわかりませんが、これはこれで画になりますね!
 
本日もご覧いただきありがとうございます。
 
もちろんボルドーのスーパー行ってみました。さすがワインのボルドー、地場産コーナーがありましたが、これ以外にもたくさんのワインが陳列されていました。
しかしながら、ビールおじさんはやっぱり・・・

明日はパリまで各駅停車の旅です。