田舎の暮らし
日々の暮らしで
あまり意識しなくなったが
リビングで朝食を
食べている時に
窓ガラスの外の庭に
茂っているブラシの木や栗の木
桃の木・椋の木・サツキ・アオキ
ガラス戸の向こうは
サザンカ・マサキ・ナンテンの木などが
並んで植わっている
借景に森の杉の木が
見えている
深い緑を見つめていて
突然感謝の気持ちが
湧くことがある
緑がとても心を
落ち着かせてくれ
命の洗濯の有難さで
胸が一杯になるのだ
農業をやっている家は
家屋や庭も広く
野菜を作る人もいれば
木や花を植えている
人も多い
自然と仲良く付き合って
無理することなく
空や水や田地と
溶け合って生きている
生き急ぐような都会の
雑踏はとても好きだったけれど
自然に溶け込んで
田舎で暮らす独特の
孤独さも乙なものだと
思えてくる
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