段々寒くなりつつありますね!
お花はすっかり冬のよそおいです
今月のお題(一脇)は
【花型】
瓶花
【花材】
野ばら・とりかぶと(2)・尾花(3)
花型は指定なし。
花材から直立型または傾斜型。
傾斜型で生けることにしました!
<傾斜型の寸法>
主枝(野ばら): 器の高さの1.5倍
副枝(野ばら): 主枝の1/2
客枝(とりかぶと): 主枝の1/2
今回のポイント
1.野ばらは枝を良く見極めること
2.野ばらの実を付け過ぎないこと
3.尾花は風になびいているような感じに・・
<傾斜型なげ入れの留め方>
今回の場合
主枝: 横木留め
副枝: 折り留め
客枝: 折り留め
一番はじめに主枝から留めていきます。
◆横木留め(主枝)
花材はこれ(横木)に寄り掛かけて留めていくため、しっかり固定します。
◆折り留め
茎や枝の足元を折り曲げて器の内壁に添わせて留める方法。
尾花の生ける方向が決まらず苦戦![]()
これで良いのか訳が分からなくなってきて時間ギリギリ![]()
今月の審査の先生は小原流研究院のS先生
以前、当支部の小原流記念花展の際にご指導下さった先生で
とても気さくな先生でいらっしゃいます!
審査時間は大体25~30分程かかるのですが
S先生の審査はとても早いそうで・・・
やはり数分早く終わりました![]()
今回は・・・
残念![]()
社中の先生いわく
「高い尾花の挿し口がちょっとおかしかったみたい」とのこと。
お稽古と違った場所から挿していたのに気付かず![]()
通りで尾花が右方向に動いちゃうと思ったんだ![]()
そして、その場で生け直ししてみたら
「ほら
こうだったら95点だったのに惜しかったわね」と先生。
挿し場所さえ間違わなければ・・・
それだけだったなんて
もう絶対に間違わないゾっと![]()
もうひとクラスの研究会の作品を紹介します![]()
◆家元二級
【花型】
傾斜型 瓶花
【花材】
花木瓜・白デンファレ(3)・ゴットセフィアナ(3)
ゴットセフィアナのグリーンに白デンファレが映るように挿します。
このデンファレは茎が細く、花の重みでフラフラしやすいので
思った振り(向き)に留めるのが難しいのです。
次月の研究会は・・・
今回のジミ~なお花と正反対にとても華やかですよ~![]()
お楽しみに![]()



