北海道旅行初の夜ご飯はこちら「田舎料理 田子兵衛」さんにお邪魔してみた。田舎料理っていう響きなんとなく良いですね。若干入りにくいけど旅先のテンションで気にせず入りましょう。
海鮮料理の大舟さんとか旭川名物新子焼きの本場ぎんねこさんも検討したのだけど、レトロな雰囲気に釣られて入ってしまった。
◯田舎料理田子兵衛
雰囲気は古き良きは居酒屋といった感じ。おじさんはこういう雰囲気が好きなのである。一方で若い女性が一人で入るには抵抗がありそう。
飲兵衛さんは間違いなく好きな雰囲気だと思う。
常連さんと思われるお二方のお隣にお邪魔させて頂いてカウンター席に座る。さっそく何を食べるか考えましょう。
◯メニュー
さすが北の大地なだけあって食べたいものが沢山ありすぎて困る。鮭ルイベにジンギスカン、旭川名物のしんこ焼きなど目白押し。海鮮丼もあるし困るなあ。
北海道だけあって海鮮物が多い。北海道ならではの料理や辛い物など変わったジャンルもあり幅が広い。とりあえずサッポロクラシックを飲みながら鮭ルイベとしんこ焼きを頼んでみた。
◯お通しとビール ビール 590円
お通しはガーリックな枝豆で間違いのないやつ。ほんのり胡椒が効いていて、つい手が伸びてしまう。ガーリック枝豆で食べた事のあるのは熱々が多いが、こちらは冷えている物を提供。ジャンク感を削って枝豆感を増している感じ。
◯3色酢盛り 850円
頼んだ鮭ルイベがなんと品切れとのこと。うーん、悲しい。とはいえ北海道旅行は始まったばかり。この先きっと出会えるはずなので我慢しましょう。
代わりと言っては何だけど3色酢盛りをたのんだ。タコ、もずく、ホタテの3種。タコの厚みが嬉しいねえ。ホタテもサクサクで味が濃厚。旨い。
もずくは流石に沖縄のものに比べると物足りない気がするけど酒のつまみとしては十分なクオリティ。日本酒が飲みたい。
◯ナポリンサワー 490円
北海道の不思議な飲み物。ナポリンを使ったサワー。薬のような子供の頃に飲んだ風邪薬のような味。思い出補正があればきっと美味しいと想像ができる。
甘めでアルコール度数も低めなので飲兵衛には物足りない。
◯しんこ焼き 1380円
おまちかねの新子焼きですが、1人で食べるのはツライかもしれないほどのボリュームで持ってきて頂いた時は驚いた。鶏むね肉の照り焼きという感じでしょうか。
何はともあれかぶりついてみる。なるほど。これは間違い無く胸肉で、かなり口の中の水分を持っていかれる。チェイサーでもらった水がこんなところで活躍するとは思わなかった。肉々しさは良いのですが、もう少しジューシーであってくれると嬉しい。
こうなると大量なのが逆に憎い。ほかの迷った候補の生ラムジンギスカンにしておけば良かったと後悔。名物が口に合うとは限らない。ある意味旅の良い思い出となりました。
○日本酒(田子兵衛)
やっぱり日本酒を飲みたくなりますよね。
お店オリジナルの田子兵衛を頼んでみた。550円とは破格のお値段でお味の方も純米酒らしく米を磨きすぎずにお米の個性を感じさせる良い旨さ。
何も言わなくてもチェイサーが出てくるあたりは嬉しい。おばちゃんも人柄が良く親しみやすい。
◯活ホタテネギ味噌焼き 850円
まさかの卓上で焼いていくスタイルで面白い。サクサクのホタテの切り身を混ぜながら焼けるのを待つ。この時間がもどかしいですね。しっかりとした味噌味なので味は強め。香ばしい匂いが広がり食欲が刺激される。
ホタテの貝焼きは今まで結構食べてきたけど味噌味は初めて。これはアリですね。美味しい。サクサク感のあるホタテが美味。流石にホタテは安定の美味しさ。新子焼きで少し残念になった気持ちを盛り返してくれて良かった。
***************************
「田舎料理 田子兵衛」
北海道旭川市三条通6丁目右10 2F
0166-23-2266
営業時間:17:30~03:00
定休日:不定休
食べログはこちら