自分の中で横浜中華街三大お粥屋さんのひとつと勝手に思っているお店である「謝甜記」さんはいつも行列で、待ち時間を考えると並ぶのにもなかなか勇気がいる。
そんな時はテイクアウトすれば問題無いんじゃないの。という事で二号店近くにある工場直売所でお粥を持ち帰ってみた。
○謝甜記 工場直売所
謝甜記のトレードマークのサンタさんは工場直売所にもちゃんとおわせられました。8種のお粥に海老シュウマイに点心セット、生餃子とテイクアウトとしては充実している。
お店は手前に冷蔵庫とレジ、奥で何やら作業をされているようでレジにあまり人がいません。声がかけにくいのは否めませんが、一声かければ嫌な顔をせずに対応頂けるので安心して下さい。
テイクアウトなのでお家に持ち帰って頂きます。
○お粥セット
レトルトパウチのお粥と具材に中華粥では定番の油条(揚げパン)と鶏ガラスープの素とごま油がパッキングされています。賞味期限が長いのは地味に嬉しい。
自分で調理するタイプはちゃんと説明書き通り作る事が大事。ちゃんとお水も計って作りましょう。作り方は至って簡単なので、調理に問題は無いと思います。
○牛肚粥(ぎゅうもつかゆ)
今回は調理済みのハチノスが楽しめる牛肚粥(ぎゅうもつかゆ)を選んでみた。海鮮の三鮮粥も悩んだんですけどね。ホルモン系が好きな自分はこちらに軍配が上がった。
温めて器に移した時にふわりと上がる湯気はごま油の良い香りがする。そして、お粥を一すすりすれば懐かしい思い出の味。
貝柱のダシが出た優しい味付けに鶏ガラの旨味が加わればお粥の概念が変わる味わいだ。ハチノスは一見味が無いような印象ですが、噛めば噛むほどじわりと出てくる脂の旨味とほんのり出てくる甘みにいつまでも口の中に含めていたくなる罪なやつ。
説明書きに書かれていたネギとお醤油も加えてみればお粥のレベルがアップします。油条も食べ応えがあってこれも必要なんだけど、お粥とのバランス的にもう一切れ少なくても良かったかな。
中華粥でもやや濃いめの部類かと思いますが、やはり美味しい。まだ学生の頃に遠足で行った中華街で食べた謝甜記の味を思い出しました。美味しかった。
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「謝甜記 工場直売所」
神奈川県横浜市中区山下町188-16
電話番号:045-263-9280
営業時間:月・火 11:00~20:00(木・金は20:30まで)
水 11:30~20:30
土 11:00~21:00 日 11:30~20:00
(情報があいまいのため違う可能性あり)
定休日:不明
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