しょうの美味しい毎日♪

しょうの美味しい毎日♪

いろんな所で食べた美味しいものたちを紹介します☆

家系ラーメンの祖である吉村家からの教えを受け継いだ直系 「杉田家」さんにお邪魔しました。早朝からラーメンを食べられる 朝ラーの店でもあるので、せっかくなので 朝イチでラーメンをいただいちゃいましょう。
 
◯杉田家
杉田家ラーメン店外観と食券自動販売機
朝の6時前だと言うのにお店の前には列が出来ているのは正直すごい。 先に食券を買うタイプみたいなので食券を買ってから列に並びましょう。20分ほど待って店内に入ります。
 
中は カウンターのみの正統派ラーメン店という雰囲気で若干の空気がピリッとしている感じがありますね。
 
◯メニュー
杉田家ラーメン自動販売機
基本のラーメンにトッピングで違いを作っていくスタイル。唯一味つけが違いそうな 和風ラーメンも気になりますが、初入店で変わり種を選ぶ勇気は無い。 ノーマルのラーメンと白ネギトッピングで決めた。
 
◯ラーメン 900円
◯ネギトッピング 120円
杉田家ラーメン、ネギトッピング、海苔、チャーシュー
杉田家ラーメン:濃厚スープと太麺の家系ラーメン
なぜか 順番をとばされて後から来た人の方が先に提供されたのは解せない。同じラーメンで隣の人との違いが無いのに。そういうのが顔に出てたのか、お店の人が 海苔をオマケしてくれた。あっさりと不満も無くなるのだから自分も安いものである。
 
肝心のラーメンですが、しっかりと煮込まれた事がわかる ブラウンなスープにモッチリ麺と期待が高まる。いただきます。
 
スープを啜ると、 醤油がやや強いタイプの家系で鶏油の旨味と醤油の塩気、コクと旨味が一体化した完成されたスープはさすがの一言。トッピングした ネギやほうれん草とも相性が良くスープと合わせるだけでおつまみになりそう。
 
麺も 安定の太麺でモチモチ感と弾力がある。食べ応えと満足感が同時に味わえます。海苔をスープに浸して一緒に頂くのも良い。 チャーシューはやや硬めながらローストされた風味が豊かで旨いやつ。隣の席の方が食べていたチャーシュー麺が羨ましくなるほどの魅力はありましたね。
 
あっという間に食べ終わってみると、クオリティが高くバランスが良い一杯でした。 ラーメンだけなら1000円を切るコスパの良さもグッド。人気店の実力を味わわせていただきました。
 
今回の満足度: 杉田家 ラーメン 満足度5つ星
 

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「杉田家」

住所:神奈川県横浜市磯子区新杉田町3-5

電話番号:045-776-2155

営業時間:5:00~22:30

定休日:日曜日 

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せっかく栃木県の佐野まで佐野まで足を伸ばしたのなら、ご当地グルメの 佐野ラーメンを頂きたい。幼い頃に東北へ旅行に行った時に立ち寄った佐野サービスエリアで深夜に食べた佐野ラーメンは背徳感がありつつもワクワクした古き良き思い出。懐かしい。
 
時間も無いのでさっそく 「麺屋ようすけ」さんにお邪魔します。13時過ぎに訪れて、少しご飯時とズレていたからか、有名店の様ですが待たずに入れて良かった。
 
◯麺屋ようすけ堀米店
麺屋ようすけ 堀米店 外観
麺製造機械と積み重ねた容器
駐車場が広いのはありがたい。外観も店内も若干カジュアルさに寄っていて、良くも悪くも チェーン店な雰囲気ですが綺麗で広い。お一人様から家族連れまで幅広く使えそうですね。元気の良いお兄さんの接客など良い感じで好感が持てます。
 
◯メニュー
麺屋ようすけのラーメンメニュー写真
佐野ラーメンらしい 醤油味をベースに各種トッピングを組み合わせたメニュー構成となっています。とはいえ、 塩ラーメンや背脂生姜、ワンタン麺などピンポイントで変わり種メニューもあるので近場だったらいろんな味を試して見るのも面白そう。
 
今回は久しぶりなのでオーソドックスに 醤油ベースの佐野ラーメンを選択。更にニンニクが付いた ニンニクラーメンで背徳感をマシマシにしていただきます。
 
◯ニンニクラーメン 980円
麺屋ようすけの佐野ラーメン
佐野ラーメン:麺屋ようすけのニンニクラーメン
基本に忠実な 教科書どおりの醤油ラーメンという見た目に実家に帰ってきたような安心感がある。トッピングも奇をてらったところの無い安定のチョイス。何はともあれ一口いただきます。
 
佐野ラーメンの個性である 青竹手打ち麺はさすがの モチモチ具合のムニムニ感で食べていて心地良さすら感じる。 縮れ麺が優しくもしっかりと旨味の効いたスープと一緒に入ってきて相性の良さをこれでもかと見せつけてくる。
 
あっさり 醤油スープは優しい味わいだけど、意外と脂は入っているので食べ応えもあり。 ベースの醤油にうっすら生姜が効いて爽やかに仕上がっていますね。
 
チャーシューは自分の好きな トロトロ系。肉の甘み旨味を引き出す塩味でバランス良く良い感じ。
 
更にトッピングに付けた ニンニクを入れると悪魔的味わいに変化。しっかり刻まれて風味をアップさせた ニンニクは想像の斜め上をゆく風味で、仕事中のランチでこれを入れると午後の仕事に支障がありそうなくらい勢いがある。ただ、これが旨い。クセになるこの味は背徳感を感じつつもやめられない止まらない。
 
久しぶりの 正当派佐野ラーメン。堪能させていただきました。
 
今回の満足度: 麺屋ようすけ 満足度 4つ星
 

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「麺屋 ようすけ 掘米店」

住所:栃木県佐野市堀米町20-2

電話番号:0283-85-7740

営業時間:11:00~14:30、17:00~21:00

     (土日祝は11:00~21:00)

定休日:木曜日 

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一人立ち寄った立ち寄った茨城県笠間市で栗が有名だったのはお恥ずかしながら知らなかった。「道の駅かさま」では旬の時期からかの出店で賑わっていた。

 

てたまたま目に付いた「和栗や」さんでは絞りたてモンブランがお持ち帰り不可とのこと。そう言われると食べたくなるのが人情というもの。行列ができていますが並んでしまいましょう。

 

○和栗や

笠間「和栗や」絞りたてモンブラン

今回は道の駅での出店という事でキッチンカーですね。正直あまり回転は良くない模様。それもそのはず、一つ一つ店員さんが手作りでクリームを絞っているみたい。スピードを求めるか、クオリティを求めるか、この辺りは悩ましい。

 

○メニュー

笠間道の駅キッチンカーのモンブランシェイク

メインの元祖絞りたてモンブラン&栗そぼろはレギュラーとラージの2種を用意。ラージだと2,000円にもなる強気の値段設定ですが、もう後には引けません。それだけ栗をふんだんに使っているという事でしょう。

 

○絞りたてモンブラン&栗そぼろ レギュラー 1,350円

モンブラン絞り出し、和栗やのキッチンカー

笠間「和栗や」の絞りたてモンブラン

笠間「和栗や」の絞りたてモンブラン

モンブランと栗そぼろ、笠間市の味

店員さんがひとつひとつ丁寧に絞っていただき、そぼろをかけて出来上がり。完成されたモンブランは淡く色づいてふわふわ。スプーンを刺すとサクッと入ります。ただ、意外と粘り気はありそう。前置きはこの辺りにして早速頂きます。

 

ひと口含むと感じる濃厚な栗の味。混じり気の無い自然の栗の味と甘さが広がれば、大地の恵みを実感できます。滑らかなクリームだけど、本物の栗を食べているかと錯覚するような感覚は新鮮です。この風味をがあってこそのお持ち帰り不可なのでしょう。

 

底の方に渋皮クリームとメレンゲが沈んでいて、サクサクとした軽い食感が加わって美味しい。渋皮クリームは正直そこまで味の違いが分からなかったのは、スイーツを普段あまり食べない自分の修行不足のせいかもしれません。滑らかさは良い感じ。

 

ケーキに1,350円はお財布的に厳しいですが、栗のほんのりながらも奥行きのある味わいを体験できた事は良い経験でした。

 

今回の満足度:笠間「和栗や」モンブランの満足度3つ星

 

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「道の駅かさま 」

住所:茨城県笠間市手越22番地1

電話番号:0296-71-5355

営業時間:9:00~18:00(道の駅の営業時間)

    ※レストラン等は時間が異なります。

定休日:毎月第2木曜日

公式HPはこちら

ぶらり茨城県一人旅で 大洗に到着。大洗といえば名物のあんこうを食べたい。そんな事を思いながらお店を物色していたのですが、二人前からしか対応してないお店が多い。ここまで来てあんこう料理食べられないのか。
 
そうあきらめかけてた所でグーグルに書かれた口コミにお一人様でも食べられるとの口コミがあった「御食事処 日野治」さんを発見。おお、捨てる神あれば拾う神あり。良かった。
 
◯御食事処 日野治
茨城・大洗のあんこう料理店「日野治」外観
旅館を営んでいるみたいですが、宿泊客以外でも食事はオーケーみたい。ありがたい。座敷とテーブル席を程よく配置した綺麗な居酒屋然とした雰囲気ですね。外観はまさに旅館っぽいです。
 
◯メニュー
あんこう鍋・どぶ汁メニュー
あんこう料理のメニュー画像「どぶ汁コース」
茨城・大洗の海鮮メニュー「日野治」
日野治のメニュー詳細
日野治の定食・丼メニュー
大洗の酒「月の井」とメニュー
日野治のドリンクメニュー
お目当てのあんこう料理はおすすめの逸品コーナーに並んでいて思わずニンマリ。更に各種あんこう料理がパッケージになったコースも一人前から食べられるみたい。鍋物の作り方の説明があったりとお一人様の初心者にも優しい。
 
その他、海鮮を中心に一品料理や定食、丼ものもありますが、やっぱりあんこうは外せない。少し値段は張りますが、あん肝を贅沢に使った郷土料理のどぶ汁を中心にあんこう料理オールスターズを展開する「どぶ汁コース」であんこうを喰らい尽くす。
 
◯どぶ汁コース 7,000円
あんこう鍋の作り方 日野治流
大洗あんこう鍋「どぶ汁」の作り方
内容はあん肝、お刺身、あんこう供酢、あんこう唐揚げ、どぶ汁、雑炊、お新香、水菓子という品々。まさにあんこう尽くしという充実の内容でこれは楽しみ。
 
◯あんこう供酢
あんこう供酢:部位ごとの食感と酢味噌の旨味
あんこう七つ道具と呼ばれる身、ヒレ、皮、肝臓、エラ、胃袋、卵巣などをあん肝を混ぜた酢味噌でいただく料理。
 
上品かつ繊細な旨味が、控えめながらも確実に感じられる。酢味噌を付けてみると、初めは味噌味が広がるけど、噛めば噛むほどじわじわとあんこう本来の旨味に入れ替わる。
 
そして、部位によって食感がかなり違うのが面白い。いつまでも噛んでいたい欲求が生まれますね。サクシャキ、ムニグニなど普段あまり味わえない食感を味わえました。ただ、どれがどこの部位なのか忘れてしまったのが惜しまれる。
 
◯刺身
大洗の刺身盛り合わせ:マグロ、カンパチ、白身魚
お刺身は三種盛りでした。厚めにカットされた食べ応えのあるお刺身で、あんこうにメインを奪われがちだけど、確かな美味しさは一線級。まぐろの脂の乗りや旨味はさすがの一言。海鮮類に死角はありません。
 
◯どぶ汁
あんこう鍋「どぶ汁」あん肝と味噌の旨味
あんこう鍋の具材、茨城グルメ
大洗あんこう鍋「どぶ汁」日野治
あんこうどぶ汁と具材の煮込み
あんこうのどぶ汁の具材を箸で掴む
メインのどぶ汁が到着。あん肝をダシに溶かし入れ野菜とあんこうを煮込んでいきます。クツクツとしたところで頂いて見ると、爽やかな脂身と言うようなプルプル感。矛盾する属性を掛け合わせると莫大なエネルギーを放出するメドローア級の美味しさ。
 
そしてあん肝が溶け込んだ汁が旨すぎるお味噌のコクとあん肝の旨味、野菜の滋味が噛み合う。時間が経つにつれてどんどん味に深みが出てくる点のも素晴らしい。ただ、お一人様だと火加減や具材の投入などで結構忙しいのはご愛敬。
 
◯あん肝
あんこう供酢(茨城県大洗町 日野治)
そしてこれも絶品なあん肝。コロンとして艷やかな見た目のあん肝は口に入れるとほろりと崩れ、怒濤の旨味が押し寄せさせては去っていく。これが本当に旨い。当たり前ですが臭みは全くありません。
 
グルメ漫画の美味しんぼで「フォアグラよりあん肝の方が旨い」と主人公の山岡士郎が強弁していましたが、そう言いたくなる気持ちが分かる気がする美味しさ。日本酒をクイと飲りつつあん肝をつまむ。これが非常に合って、非常に旨いのです。
 
◯あんこうの唐揚げ
あんこう唐揚げ 茨城グルメ
サクッとした歯触りと香ばしさ。更にあんこうの柔らかさが同居するのだからたまりません。タコの唐揚げよりもっとサクサクに、もっとムニムニに、更に旨味をプラスしたという感じでしょうか。どぶ汁やあん肝よりも目立ちませんが確かな逸品。
 
○雑炊
あんこうどぶ汁と卵、ネギ
あんこうどぶ汁(雑炊)_日野治
旨味がしっかりと溶け込んだ残り汁にご飯と玉子を投入したシメの雑炊をいただきます。間違い無い。これが不味い訳がありません。一粒一粒旨味を纏ったお米は玉子の優しさによりスープと一体化。口に運べば旨味がじわり。熱々でハフハフしながらいただきました。
 
意外と量が多く、この頃にはお腹がパンパンになっていましたが、やめられない止まらないクセになる中毒性あり。
 
写真を撮り忘れましたが、この後に水菓子のをいただいてコースは終了となります。今シーズン初めての柿は、ほんのりながらしっかりと甘みを持つ良い柿でした。
 
念願のあんこう料理をガッツリとフルコースでいただくことができて大満足です。美味しかった。お一人様でも提供してくれる日野治さんには感謝しかありません。ごちそう様でした。
 
今回の満足度: 日野治 満足度5つ星
 

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「御食事処 日野治」

住所:茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6879-6 

   (日野治旅館内)

電話番号:029-266-1551

営業時間:11:00~21:00

定休日:不定休 

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茨城県で有名な 袋田の滝は滝までの参道にお土産屋さんや食事処が軒を連ねていて、いかにも観光地という感じ。こういう場所で食事すると 観光地価格な事が多いという先入観が拭いきれない。
 
そういう一抹の不安はありますが、滝を見て回って戻った時は既にお昼時でお腹も空いた。背に腹は代えられないという事で、 けんちん蕎麦を推す 「昔屋」さんでお昼にしましょう。
 
◯昔屋
昔屋の外観と水車
昔屋 うどん・そば屋 営業中
黒を基調とした 落ち着きのある和な雰囲気がなかなか素敵。店内も 黒檀のような長卓と照明を抑えたシックな装い。 店員さんも和やかで居心地は良さそうですね。
 
◯メニュー
昔屋のメニュー:けんちんそば、地どりそば、豚汁そば
昔屋のがっぺ御膳(松)と冷山菜とろろそば
昔屋のメニュー写真(そば、一品料理)
昔屋 お飲み物メニュー
昔屋メニュー:お漬物、竹炭こんにゃく、卵かけご飯
昔屋のメニュー:鮎の塩焼き、こんにゃくゆずみそおでん
お店の看板である 元祖けんちん蕎麦を筆頭に、けんちんのつけ麺で店の名前も付けられている特製昔屋そば、地元の奥久慈しゃもを使った地どりそば等、魅力的な蕎麦のラインナップ。
 
また一品料理も多く鮎の塩焼き竹炭こんにゃく黒がっぺ地酒とくれば飲みたくなるけど、車なので飲めません。飲みたいけど飲めない。無念。お酒の事は忘れて今回は、珍しさに惹かれて特製昔屋そばを選択。鮎の塩焼きも付けさせていただきましょう。
 
◯特製昔屋そば 1,300円
特製昔屋そばと味噌汁
特製昔屋そば 蕎麦の風味豊かな一本
特製昔屋そば:味噌と蕎麦の絶妙な絡み
着丼すると、熱々のけんちん汁からお味噌の良い匂いが立ち込めてくると、改めて日本に生まれて良かったと思い起こされます。蕎麦と大根の千切りをお供にさっそく頂いてみましょう。
 
けんちん汁を飲んでみると、濃厚な味噌で椎茸などのキノコ類、人参、里芋、豆腐にこんにゃく等、自然の豊かさを感じられるほっこりした素朴な味わい。旨味の多重奏に食感の豊かさも加わり、五感に訴えかけてくるお味ですね。
 
蕎麦の方もパツパツとした心地よい食感で瑞々しい。蕎麦の風味もしっかり効いているけど、味噌味が強めなので、蕎麦の繊細な味を楽しむというより、豪快にけんちん汁と一緒に蕎麦をすする美味しさを味わうのが良いかも。
 
◯鮎の塩焼き(大物) 500円
昔屋の塩焼き鮎、添えられた葉と器
こんがり焼き色がついた鮎の塩焼きは見ただけで美味しそう。食べてみても期待を裏切ること無く、身は柔らかくほのかに甘みがあり優しいお味。焼けた塩が甘さ旨さを引き立てるけど、部位によっては塩が少し効きすぎなところもあり。
 
はらわたも臭みなくエグミなく良いものを食べて育った事がよく分かる。旨味と滋味がたまりません。ただ、お酒を飲みたくなる副作用があるのでご注意を。
 
今回の満足度: 昔屋の満足度評価:星4つ
 

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「昔屋 」

住所:茨城県久慈郡大子町袋田178

電話番号:0295-72-3201

営業時間:10:30~14:00(土日祝は15:00まで)

定休日:木曜日、金曜日

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