昨夜はよく降りましたね。この夏は猛暑らしく水不足が深刻ということでまとまった雨が降るとホッとします。今日は術後6年目の検査でした。6年前の今頃はこれから始まる乳癌治療に向けて必死に乳癌についての勉強をしてたなぁ。


術後6年目の検査項目は採血、胸部レントゲン、マンモグラフィー、腹部エコー、最後に主治医の診察です。


血液検査は今回も全ての項目は基準値内でした。乳癌の腫瘍マーカーのCEA=1.3、CA15-3=6.1で、腫瘍マーカーはあくまでも目安ですが、腫瘍マーカーの数値の低さは癌患者にとって大きな精神安定になります。


胸部レントゲンにおいては肺もとてもクリアで綺麗とのこと。マンモグラフィーは両乳房とも問題なし。腹部エコーも問題なしで術後6年目の検査も無事に終えることができました。


主治医が画像を見ながら的確な説明をして下さるのでとてもよく理解できます。「ノルバデックスの投薬が終わり何か変化はありましたか」と質問があり、ホトフラがなくなったことと、自然に体重が落ちたことをあげました。


体調においても聞かれましたが、気になることもないので特に質問もありませんでした。治療前の体が戻ってきたように思えますね。日常では殆ど乳癌のことは頭にないのですが、毎月1日は“セルフチェックの日”と決めているので、この日は乳癌と向き合っています。


マンモグラフィーは昨年まで術側は強烈な痛みを伴いましたが、6年目は健側と同じ位の痛みになっていました。痛みも月日と共に段々と和らいでくるんですね。


次回の診察は来年の6月で、術後7年目の検査になります。主治医が、「もう乳癌は大丈夫だと思います」と言われ、今後は年に1回の通院になりました。“ここまで来れたんだなぁ、、”と感じるものがありましたね。9時から検査が始まり11時前には病院を後にしました。


最近はテレビ等でも本当によく「乳癌」を耳にしますね。私はクリニックで人間ドックを毎年受診してましたが、ドックでの乳癌検診から3か月後に自分でしこりを発見しました。次回のドックまで病院に行かなかったら既に手遅れになっていたと今の主治医は仰ってます。


私は30歳から年一で自費で乳癌検診を受診してましたが、37歳の時のマンモでは石灰化の所見がありました。それからは医師の指導のもと様子見の為に半年毎にマンモをして参りましたが乳腺の影響で白く写り乳癌は見落とされてしまいました。


その当時の医師が何故乳腺エコーも併用されなかったのか分かりませんが、教訓として乳癌検診はマンモとエコーはペアですること、検診を受けていても100%大丈夫ではないので自己チェックが如何に大事であること。そして自分の体は自分で守ること。乳癌は自分で見つけることのできる癌なのですから。


速やかに早期発見、早期治療ができれば乳癌は決して怖い病ではありません。発見が遅れると治療期間やそれに費やす医療費も全てにおいて変わってきます。市町村で実施している乳癌検診は40歳からだそうですが、40歳からでは遅いと思います。


年次検査も無事に終えることができたので、あさっての誕生日は晴れやかな気持ちで迎えることができそうです。今年もお祝いのお食事に行って参ります。これからますます暑くなりますが、元気に乗り越えましょうね!!本日の検査代は6900円でした。最初の頃の検査代と比べると随分と違いますねっ。