ほぼ漫画ブログと化してますが、また漫画です!
先日立ち寄った定食屋さんの本棚はいまいちだったのですが、某巨匠の短編集を手に取り適当なタイトルから読んでみましたところ・・・
結構ブラック( ̄▽ ̄;)!
基本子供向けですが、片方はブラックで有名です。
誰か判ったと思いますが、その中に、「どの科の動物にも全個体数に上限あるってご存知?」みたいな台詞。平均増加率は限りなく±0に近い0.001%程度らしい。
天敵が居たり、自ら増えすぎると海に身投げしたり、増えないプログラムが存在しているようなのだ。
しかし、生物界の異端児たる人間はどうか?その誕生以来何百万年と他の動物と同じだったのにたった数百年で一気に増え、今の増加率は地球誕生からの推移をグラフで表すと垂直に近い。
増え過ぎていると警鐘をならしている団体もある。と言うか、真っ先にあの機関はそれを知ってどう判断したかだ!
このテーマは子供の頃のアニメや戦隊モノでも問われていた。『未来少年コナン』も根っこはその辺、『銀河英雄伝説』なんて、まんまそれだ。
『エリジウム』や『アイランド』に『タイム』なんて、あれ、わざと製作して見せてるでしょ?
もう洗いざらい吐けば良いのに・・・
Roman Messerで『Let It Out』、どうぞ!
飽和した地球を諦め宇宙に飛び立つ展開は、希望でありお決まりだと信じていた。
バルタン星人も愚かな科学者が母星を破壊し漂流していたが、ウルトラマンシリーズの、特にセブン辺りのメッセージ性は濃かった!
ブラックな漫画とは言え、その選択は人間が人間として居られる選択肢を歪め、あの先生の絵柄で柔らか目ではあるが、そっちに舵を切ろうとする人間も少なからず居るだろう事は否めないし、これまでの絶体絶命と言う状況下の各種事件の顛末よ!
食料が足りないなら、耕作地を増やすなりすれば良いし、そのために緑化すれば良い。
しかししない。
動物だって生きていると訴える思想から植物に頼る展開が注視されているが、植物だって生きていると言うふうになったら、もう光合成しかない(笑)。
でも、それもしない論理矛盾。
過去に人類同様の民が何度も滅んでやり直しているなんて説もあるが、事ここに及んでそこに至ると神は鉄槌を下すようだ。
手塚治虫大先生の『火の鳥』は、そこにも触れている。
何十年も前にこの辺の先生達が描いていた世界が、にじり寄って来ていたりするのか?
生きていくために必要な栄養だけ確保出来れば良いものを、美食等と言う贅沢を知った人間が本来生き抜くために授かった創意工夫により、自らを追い込んでいる。
ハーブ辺りで必要十分なミネラルを確保は出来る。過剰な栄養がすべての病の大元との説もある。
ウォール・ストリートのエリートたるグレイフランネルズは、太っている人間を信用しないらしい。昔、アイビーリーグの本で読んだが、食欲をコントロール出来ないなら様々な制約下においても、自分をコントロール出来かねると判断されるからであり、見た目ですぐ判断されると言う事なのである。
何か問題が発生した場合、かの国は国を救うためと言って少数の犠牲を厭わないはずが、今の判断は国なんてどうでも良いから自分さえ助かりたいって匂いが強烈である。
見習うべき大人がそこに居ない。
うさぎだって自ら焚き火の中に身を捧げ、誰かのためになろうとしたから、今はお月様の中で餅つきをしていると言われているのにだ!
所詮人間は愚かなので茨の道を自然と進んでしまうのか?
棘は痛いです!!
サボテンの細かい棘に毎日のように刺されてますが、多肉植物の中にも棘がある部類はあり、何事も取り扱いに注意が必要だったりしますが、とにかく、これ以上愚かしい道に進まないよう願うばかりのお花屋さんなのである。
漫画で、いちいちそんな事を思う秋!
いと、をかし♪