ブログではお久し振りになります、トゥライ≒minatoです。
今年4月から体調不良によりViCTiMの活動を含め、作家活動、アーティスト活動を突然休止をせざるを得ない状況に陥ってしまい
関係者の方々に多大なご迷惑をおかけし、応援してくださる皆様にも大変ご心配をおかけしてしまいました。
本当に申し訳ありませんでした。
自分自身の言葉で出来る限り誤解なく皆様に経緯、想いをご説明したく
復帰にあたり今回はブログにて語らせていただければと思います。
医師の診断によるとストレスが原因と思われる適応障害とのことでした。
3年ほど前にも一度患っていたのですが、主に症状としては不眠、朝方に体が全く動かない、
日によっては一日中ひどい倦怠感が続いたりパニック発作を起こす日がある、などですが大変波のあるものでした。
ただ現在は約半年強の休養期間を頂いたことと、投薬で体調も安定してきており
普段は日常の生活にほぼ支障をきたさない程度に回復しており順調な経過を辿っています。
実はトゥライとしてのブラックボックス制作・発売時には再発しすでに悪化した状態で臨んでおり
早い段階で止まらなくてはならないとは思っていたものの
半年から9ヶ月後位まではスケジュールが既に決まっており
中には自分が計画したこともあったので、やるしかない、後戻りはできない、という状況でした。
誰にも「もう出来ません」と言い出せませんでした。
これは僕の心の弱さと判断の甘さ故です。本当にごめんなさい。
復帰後の活動についてですが、一旦僕はVALSHEから一歩離れ
プロデューサーとしてではなく作曲家のひとりとしての立ち位置を取りたいと考えております。
2年以上前から自分の引き出しの少なさ、力の足らなさに悩んでいたこと。
そしてVALSHE×minatoとしては5周年のベストアルバム「DISPLAY -Now&Best-」が集大成でありそれ以上のものができる自信がない、ということ。
そしてそこで音楽のお仕事ををやめるつもりだったこと。
そこから「それでも」という気持ちで再開するのなら一旦区切りをつけ、
もっと活動の幅を広く取ってみたい、様々な経験を積み自信をつけたいことなどが主な理由です。
今まではライブやイベントにゲスト出演をしたり、時折表にも出ながら二人三脚で一緒に活動をしてきましたが
これからはもう少し陰から協力・応援していければと思います。
こちらも楽しみにして頂いていた皆様を大変落胆させてしまうであろうこと、本当に申し訳なく思います。
ただこれで終わりというわけではなく、VALSHE用楽曲もつい最近書き下ろしていますし
またVALSHEファンの皆さんに喜んでもらえるようなコラボレーションを
然るべきタイミングで実現したいと願っております。
今の僕の立場からは図々しい言い方かもしれませんが、ファンの皆様には引き続きより一層VALSHEの応援をよろしくお願い致します。
また、全力で支えてくださったにもかかわらず、ViCTiMを楽しみにしてくださっていたファンの皆様や、関係者の皆様に
プロジェクトを完遂できなかったこと、心から謝罪致します。本当にごめんなさい。
ありがたいことにそんな状況であったにもかかわらず新しい曲作りのお仕事のオファーも頂いており、
作家としての復帰は来年初頭に予定しております。
情報解禁はもう少し先ですが、そこからはまた一人の音楽家として
第二のスタートに立つ気持ちで心機一転前に進んでいこうと思います。
拙文ではありますがこれが僕の視点からの経緯であり、率直な気持ちです。
釈然としないこと、ご理解頂けない、したくないこと、多くあるかもしれませんが
一度は止めると決めていた自分がもう一度商業で音楽に挑戦したいと思い
強い意志を持って決断した結論なのでどうか受け止めて欲しいと心からお願いします。
最後にこの件に関して僕本人からの正式な発信が遅くなってしまったことをお詫びし
皆様に頂いた本当に沢山のあたたかい励ましの言葉と気持ちを、これからも誠心誠意音楽に取り組むことでお返ししていければと思います。
重ねてこの度はご心配、ご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした。
これからもどうか応援のほどよろしくお願いします。
minato≒トゥライ