こんにちは。

ワーママ夏川です。



人事異動で揺れる夏川。

昨日の記事で1軍、2軍と書きましたが、

社内にそんな明確な序列があるわけではありません。



出産して復職してからというもの、

周りは気を遣って仕事が振れない、

子どもを育てながら責任のある仕事が出来る自信が無くて、こちからからやらせて下さいと言えない、

という沼にハマりました。



責任の重い仕事をやらない代わりに、

細々した小さな売上の案件をいくつも受け持ち、

誰もが嫌がる市場がシュリンクしている案件を引き受けた。



その姿はまるで

試合に出れない分、

ボール拾いやロッカー掃除で

チーム貢献度をアピールする2軍のようだな、

とずっと思ってきた。



そんな自分を情けないと思いながら、

そのぬるさにすっかり味を締め、

本当は出て行く気がない自分にも気が付いてた。



そこにいれば、

家庭を犠牲にする必要がない安心感があった。



1軍だろうが2軍だろうが給料は変わらないから、だったら仕事は楽な方がコスパがいい。



その本心を見透かされたかのように、

「次は重要な仕事を任される」または

「担当している市場が伸びてきた」

というタイミングで、

その仕事が他の人に渡るという経験を何度もした。



先日、人事異動を見て、

また同じことが起きるんだと察した。



「またか」と涙が出た。

私にお似合いなのは、

永遠にこのポジションなんだろうか。



誰もそんなことは言わないけど、

本心では「任せられない」と思われている現実。



でもそれは、そうだろうと思う。



戦略を練って、準備をして、アピールして、

2軍から1軍に飛び出して行く人はいるのに。



「私には子どもがいるから、

試合に出れなくて、ごめんなさい。」と、

自分から出ていかなかったのは私。



目をつけられない代わりに

評価もされない。

私の今までの行動の積み重ねの結果。




でも、私はずっとここにいたいわけじゃない。

手を伸ばしたい未来がある。

図々しいと言われても、

どの口が言うと言われても、

一度きりの人生、自分が望む経験をさせてあげたい。



今の状況は何度も味わった。

もうこれ以上、いらない。

私は次の経験が欲しい。



涙を流した翌日、上司に伝えた。

「重要なあの案件は私が担当したいです。」



その結果、

その後改めて上司から、

その仕事をメインでやらせてもらえることが伝えられた。



言いたいことは言えた。

でも、私次第で、

いつでも状況なんてひっくり返るから。



次は働き方を変えていこうと決めた。

まずは量から。

働く時間を増やしていこう。



次に、選択のひとつひとつを今までの私の目線ではなく

「仕事が出来るあの人だったらどうするか?」

という目線で変えていこうと思う。



もうボール拾いの毎日には戻らない。

退路は自分で断つ。



そう決めた日。