北みずの坂音楽教室の
野村知子です
お久しぶりです。
2022年も明けましたね。
そして、早6日が経ちました。
久々な上に
新年一発目の投稿には
暗く重い内容で
しかも長いですが、
気持ちを整理して
前に進むために、
書きます。
＊＊＊＊＊＊＊＊
去年の10月中旬に
本当に本当に突然に
実の母が亡くなりました。
亡くなるその日は、
孫と過ごして
レッスンをした。
ご飯も食べたし
会話も楽しんでた。
笑ってたし
自分の足で歩いていたし、
ごくごく普通の
日常生活を送っていた。
のに、
最期は本当に突然
あっけないくらいに突然に
逝ってしまいました。
あまりの突然の出来事に
それ以前の記憶も
それ以降の記憶も
曖昧です。
特に年末年始の
お休みに入るまでは
忙しさを武器に
自分を「生」に縛ることを
しなければ、
私自身の命を
投げ出しそうになる。
「こんな辛いことから
逃れられるのなら。」
ってね。
でも、
その度に、
何を差し置いても
生きる理由があることを
近くで教えてくれる子がいたから
踏ん張れたし、
本当に心救われた。
娘よ。ありがとう。
だから、
それこそ死に物狂いに
寂しさをひた隠しにして
必死に生きた。
それは、
想像以上に辛かったし
しんどかった。
でも、その結果、
本当にたくさんの人の
温かい思いに触れられて、
今は少しずつ前を向けている。
ありがたい。
それに母が私に遺してくれた
音楽とピアノの存在は
とても大きくて、
そのおかげで
たくさんの人と
ご縁をいただけて、
癒し癒され
さらに心が救われている。
まだまだ寂しさは残るけど、
私にとっての
前を向く方法は
家族であり
音楽であり
ピアノであり
うたであると分かったから、
ゆっくりでも
【今ここにある幸せ】
を見つけ感じながら
毎日を過ごせていけたらと思うし、
今年は特に
（母にも届くように）
たくさんピアノを弾くことと、
弾いて得たものを
惜しみなく生徒さん方へ
教え伝えていくことを
決めた。
うん。がんばろー。
そして、
ありがたいことに
確かに、
寂しいし悲しいし辛いけど、
母に対しては
不思議と
後悔はひとつもない。
もっとこうしておけばよかった
とか
一切ない。
それはきっと、
私自身が
「明日、死んじゃうかもしれない」
と常に思って
過ごしてきたからだと思う。
そうやって生きていれば
やりたい事は全てやれるようになるし、
最期の瞬間に後悔は生まれない。
それが証明出来たことは、
ちょっと誇らしかったです。
という事で、
長々と書きましたが
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
2022年もどうぞ
よろしくお願い申し上げます。
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