背中が痛い。
寝違えとか、ぎっくり腰みたいな痛みがある。

でも、背中。
首や腰じゃない。

何これ。どうするの?
動けないんだけど。



でさ、まぁ、こういうので病院行ったことなかったんで、
どこに行けばいいか分からなかった。




形成外科?整形外科?整骨院?整体?

いろいろあるけど、どれ?

あんまり大げさにしたくないなぁ。
背中が痛いだけだし。





ちょっと調べた感じだと、形成外科は皮膚の手術とかもやっていて、何だか大げさな感じがする。
手軽さでいうと、整体なのかな?
気軽さでいうと整体な気がする。


というわけで整体に行ってきました。




でさ、まぁ、いろいろあったんですけど、整体って、サービス業なんですね。
業種的には医療かな、って思ったけど、
実態としてはサービス業って感じでした。

「~様針入られま~す!」「はい!ありがとうございま~す!」っていう店員さんの大きな声とかね。


基本は触診とマッサージとゴキゴキ骨を鳴らされるヤツでした。

こんなに音が鳴るのね~、って思った。
痛くはない。

終わった後、確かに痛みは少し引いたような気がします。



でね、診断結果としては、
骨の歪みだ、って言ってました。

根治させるには、3ヶ月間週に2回の骨ゴキゴキと、
インナーマッスルを鍛える必要があるので、その電気ビリビリ。

10万円ですって。

内訳としては、骨ゴキゴキが2万7000円で、
電気ビリビリが6万6000円。
合計9万3000円。税込み10万440円かな。


こちらのプランは~。
こちらのプランは~。
みたいに言ってくるところも、サービス業っぽかった。
もっと病院チックなとこだと思ってたけど、全然違った。



ちなみに、今回の治療費としては3000円くらいでした。
保険は利いた。処方箋みたいなのはなし。





正直ね、何か違うな、って思った。
いや、骨は歪んでると思う。
私の骨は歪んでいる。

でもさ、みんなそうじゃないの?
一流のモデルさん以外、みんなどこかしら歪んでるもんじゃないの?
誰だって心に闇は抱えているし、骨は歪んでるんじゃないの?


それにさ、痛みが急性っぽいから、
そんな慢性的な原因を言われるのに納得いかなかった。



こう、頻繁に背中が痛くなる、とかなら骨の矯正しよ!ってなるけど、
人生で初めてだったからなぁ。


予防したいんじゃないんだ。
治療したいんだ。

痛み止めくらいは欲しかった。






というわけで、
整形外科に行くことにしました。

翌日また痛かったしね。


整形外科はさ、完全に病院。
当たり前か。お医者さんがいるんだもん。


内科・整形外科みたいな、いろんな病気を見れるクリニックじゃなくて、
整形外科一筋、みたいな病院に行ったので、空いてた。

すぐ見てもらえた。



診察の方法はさ、何か凄かった。
腕をまんべんなく木槌で叩いたり、筆でなでたりして、
「感覚ありますか?」とか聞かれた。


「気持ちいいですか?」って聞かれたらどうしよう、って思った。
こそばゆかった。

レントゲンも取った。
透け透けだった。

その後、電気を流された。10分。
そんで、何か温める機械で10分温められた。

痛みは引いた気がする。







ここも3000円くらいで、湿布とロキソニンと筋肉を和らげるテルネリンが貰えた。
医療事務の人が、
「この湿布すごい良いのよ。私もよく使ってる。24時間の効果が続くの。」
って言ってた。

24時間ってすげぇな。







これだ、って思った。
こっちだった、って思った。


基本さ、痛くて病院行く雰囲気の時は、整形外科だな、って。
ドクターいるんだもん。
整形外科だよ。



整体の方は、慢性的に肩こりがひどいんです……
とか、そういう人が行くとこですね。

私はインナーマッスル鍛えろ、って言われたし、スポーツジムの友だち的な感覚で行ってもいいのかもしれない。



















たださ、整形外科にも大きな欠点があった。
湿布だ。

整形外科に行くと、24時間も効く湿布が貰える。
24時間。

これはヤバい。

風呂上がりに貼るらしいが、
そうすると、翌日の風呂は湿布を貼ったまま入らないといけなくなる。
湿布がビチャビチャになって、きっと気持ち悪い。

でも、24時間ってそういうことだ。


徐々に風呂の時間を遅くしていくんだろうか。

風呂の1時間くらい入る人は、2週間後、風呂の時間が14時間もズレてるんだろうか。





それとも、23時間で剥がしてしまうのか。
翌日の風呂の前に剥がしてしまうのか。


そんなこと、出来るわけがない。

湿布開発者がどれだけの苦労をして24時間まで効果時間を持続させたのかを想像した時、そんな非道な真似、出来るわけがない。

数億の投資の果てに、23時間から24時間に効果時間が増えた湿布。
それを23時間で剥がすなんて、私には出来ない。出来やしない。




我々は、湿布をビチャビチャにする覚悟で風呂に入るか、
風呂の時間を徐々に後ろに延ばしていくしかないのである。

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↓げに恐ろしきは整形外科の湿布なり。
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