私はセカオワが好きだ。

別に好きでも嫌いでもなかったけど、あの子がお空に行ってから良く聴くようになった。

生死観、について深く書かれている歌詞が多いからだ。



あの子がいた最後の年。

セカオワのHabitが流行ってた。



その年のレコード大賞がセカオワのHabitだったというのを、つい最近知った。



何も無かったら、「レコード大賞Habitじゃん!!見よー!」とか言って皆で見ただろう。



Habitも、大音量であの子とお兄ちゃんと一緒によく聴いた。

私たちにとっての、最後の思い出の曲だと思う。



その中に、こんな歌詞がある。





君たちったら何でもかんでも

分類区別ジャンル分けしたがる

ヒトは何故か分類したがる習性があるとかないとか

この世の中2種類の人間がいるとかいう君たちが標的

持ってるヤツとモテないやつとか

ちゃんとやるヤツとかヤッてないヤツとか



陰キャ陽キャ?

君らは分類しないとどうにも落ち着かない





このへんの歌詞を聴きながら

「母さん、分類したがるヒトかも〜!!」

とか言ったら。

「うわ!さいあく〜!」

と、2人に言われてたな。笑



しかし。

分類したがるのは相変わらずで。

今でも分類している。



私は普通じゃなくて。

今まで通りの生活を続けられてる人が普通だ。



子供を亡くさず一生を終えられる人が普通、で。

子を亡くす稀な経験をした私は普通ではない。



だけど、分類して何になるのだろう?


Habitの最後の歌詞にこうある。





自分で自分を分類するなよ

壊して見せろよ そのBad Habit





私に、壊せるやろか?

壊せたらいいなぁ…。