子供を亡くしてない人の言う言葉は、軽く感じるようになった。

子供を亡くしてない人の言う言葉は、浅はかに感じるようになった。



だけど、悪気が無いのも分かる。

それは子供を亡くしたことの無い、1年ちょっと前の私の言葉だから。



体験して無いんだから、仕方ない。

想像しても想像しても、どうしたって想像できない子供を亡くした世界。

だから、仕方ないんだ。



私は、私達は。

次のステージを見てしまったんだ。

立たなくてもいい、次のステージに立ってしまったんだ。



でも。

だからこそ、感じられる気持ちがある。

だからこそ、ここでしか見れない世界もある。



そんなもの。

見たくは無かったし。

感じたくも無かったけれど。



それが、この人生に於いての課題だったのか。

この世界を感じ、見なさい。

っていう、試練だったのかなぁ。