子供を亡くす悲しみは乗り越えるものでは無い。
死ねなくて、耐えるしか無いから耐えているだけ。
それを、よく知らない人から見れば、乗り越えて生きてるんだと思うかもしれないだけ。
子供を亡くす悲しみは、乗り越えられるレベルの悲しみではない。
よく、乗り越えるのではなく、共存して生きていくんだ、と言うけどそれすらできるのかどうか?
毎日毎日、こんな世界は耐えられないと思いながら生きている。
毎日毎日、こんなことを思いながら1日1日が過ぎていく。
いつか私が死んだ時。
「色々とあったけど、乗り越えて生きたね。」
と言わないでね。
多分、乗り越えては無いから。
言うなら
「よく、最期まで耐えきったね。」
と、言ってね。