先日、「世界陸上」を見て、不意に涙が溢れた。
選手たちは来る日も来る日も、走り、飛び、投げ続ける。
自己ベストを超えるたび、その先へ進むために挑戦を繰り返す。
そのプロセスに、私はいのちの旅を見た。
辞めたくなる瞬間、悔しさ、迷い、そして「なぜ続けるのか」という問い。
それでも彼らは戻る。進む。
ブレては戻り、戻っては進む。
その繰り返しが、純粋な「私を生きる」姿に映った。
私もまた同じだと感じた。
「終わった」という錯覚が、軸を揺らぎ、探究することから退き、問いを持ち続けるよりも解答を示したくなる自分を生む。
だが、生きることは終わりのない旅であり、魂の深化は止まることはない。
終わりたいと思っても、終われない。
それがいのちの旅であり、私の成長の証しなのだ。
終わりを認めた瞬間、成長は止まる。
そして今、私は気づく。
この「終わりにしたい私」との闘いは、可能性がある伸びしろであり、その先へと進む通過点であると。
最後まで読んで下さり
ありがとうございます
読んでくださったあなたには
さらなる幸福が訪れますように