自分を変えたい。もっと自分を信じたい。
そんな思いで勇気を出して飛び込んだ世界があった。
けれど、現実は理想、期待と違った。
「やっぱりもう無理だ」と感じて、その場を離れた。
それでも、心はずっと苦しかった。
「どうしてあんな選択をしたの?」
「なんで気づけなかったの?」
過去の自分を何度も責めた。
「ほらね、失敗だったじゃん」
「無知すぎるんだよ、バーカ」
そんな声が無意識に繰り返されていた。
わたしが私を責める → 苦しくなる → 外側のせいにする → 似た現実がやってくる → また責める……
ずっとこのループでもがいていた。
真剣だったからこそ、“やり直しがきかない”という信念を持ち、自分を厳しく責めていた。
でも、ようやく気づいた。
——あのときのわたしは、最善の選択をしていた。
あの瞬間のわたしにとって、あれがベストだった。
真剣で、まっすぐで、その自分を信じていた。
だから、飛び込んだ。
見る目がなかったわけじゃない。
騙されたわけでもない。
ただ、信じたかった。
それだけだった。
だから、あの選択をした「わたし」を、ゆるす。
期待していた自分も、裏切られたと感じた自分も、全部、ゆるす。
もしまだ外側に怒りがあるのなら、それもあっていい。
「私が感じた痛み」は帳消しにはならない。
怒ってていい。傷ついてていい。
許せないなら、許せなくていい。
あるものは、あるままでいい。
“ゆるす”というのは、相手のためじゃなく、自分のためのもの。
でも、“許さない”と自分に正直でいることも、
やがて“自分をゆるす”ことに繋がってくる。
だから、わたしはこの「わたし」を——ゆるす。
怒りや憎しみが湧いてくるとき、それは自分をゆるすサイン。
その奥には「自分に対する厳しさ」や「まだ癒されていない感情」が隠れている。
——わたしがわたしを、ほんとうにゆるす日。
それが、わたしの再出発。ここからの始まり。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
あなたの中にも、同じように苦しいループにいる「わたし」がいませんか?
もしそうなら、一緒にその「わたし」と向き合い、ゆるす覚悟を持ってみませんか?
最後まで読んでくださったあなたには
さらなる幸福が訪れます